言霊を侮ってはいけないと思い出した話。

どうもです。さくです。

まず初めに今日のこの話は実話ですが言霊の威力を知り自身が使ってる言葉と向き合うきっかけになれば嬉しく思います。

それではどうぞ。


この話は僕が高校生の時の話なんですが

僕は17歳の頃には全てを悟った気になっていて人生で楽しい事はこれからないと思っていました。

なので

僕のいつもの口癖は

【死にたい】

だったんですね。

楽しい事はもうないし良い事だって起きない。

だから

もう生きてても仕方がない。

だから

早く死にたい。

そんな風に思ってこの言葉をことあるごとに使っていました。

そして

その言葉を使い続けたある日。

友達から電話がかかってきたんですね。

僕は電話に出ると僕とケンカをしていた友達が仲直りしたいと言ってるから会ってほしいと言う事でした。

僕もいつまでもケンカをしたいわけではなかったので原チャリに乗って友達に会いに待ち合わせ場所に行きました。

その場所は中学の時にいつも3人で行ってたカラオケボックスでした。

僕はケンカをした友達と仲直りをしてカラオケを楽しんでいましたが友達の家に行こうと言う事になってカラオケ店から出ました。

そして

僕はバイクに乗ろうとしたけどエンジンがかからなかったので友達二人は先に行ってもらって後から追いかけると伝えました。

そして

何度もエンジンをかけたらエンジンがかかったので慌てて二人を追いかけました。

僕は法定速度をこえるほど飛ばしてたわけじゃないですが信号のない道路だったので慌てていて注意力が散漫になっていたと思います。

僕は早く友達に追いつかないとと思っていたその時です。

車にはねられたんですね。

車はブレーキを踏む事なくバイクは30メートル先まで吹き飛ばされてそのまま走りさっていきました。

僕はこの時にすでに記憶はないのですが友達が言うには頭が血まみれで道端で倒れていたそうです。

そこから

救急車に運ばれて手術を受けて一命をとりとめたのですが意識は戻らず頭の手術と言う事で一生植物人間かもしれないと医者には言われていたそうです。

だけど

手術をしてから5日後に僕は目を覚ましたんですね。

僕は目を覚ました瞬間に自分が事故をした事をさとって看護婦さんに僕が誰かに傷を負わせていないですか?と聞いたら

いえいえ。傷を負わされたのはあなたですよ。と言われて安堵した事を覚えています。

そして

あれだけ死にたいと言ってたのに僕の口から出てきた言葉は

【生きてて良かった】

でした。

僕は主治医と話をしてどのくらいで退院出来ますか?と聞いたら大きなケガなので最低でも半年は入院が必要だと言われました。

僕はこの時はICUにいましたが一般病棟に移る前にどうしても退院したかったんですね。

だから

「早く退院がしたい」

と毎日のように言ってました。

それで少しカラダが動くようになってリハビリが始まったのですが

ここでも

「僕のカラダの事は僕が一番わかるからリハビリは家でも出来る」

と伝えて退院しようとしました。

でも

大きな手術をした後なので急変する可能性もあると言う事で許されませんでした。

だけど

僕は一刻も早く病院から出て退院したいと言うことで

当時は高三だったのでこのまま学校に行けなかったら希望の大学受験も諦めなきゃ行けなくなるしこれから先の事もあるから退院させてほしいとお願いしました。

それで

毎日僕はもう退院が出来るくらい回復したと言っていたら

入院をしてから二週間ほどで一般病棟に移る事なく本当に退院出来たんですね。


この話には

自分を追い込む言霊の話と自分を救う言霊の話が入っていました。

確かに

自分にとって悪い言葉を使ったからとすぐにそれらが起きると言う事ではないかもしれません。

だけど

自分の想いや言葉を一番聞いているのは自分自身だからこそ

自分にとって自分が生きてて楽しく思えるような言葉を使ってほしいと思ってこの事を書きました。

性格や習慣をすぐに変えるのは難しくても言葉なら今この瞬間から変えられる。

あなたが望んでる本当の思いを言葉に変える。

あなたが幸せに過ごせるように言葉を変える。

そうやって

言霊を信じて言葉を変えたら

現実も必ず変わっていきます。

あなたが今日も幸せで過ごせますように。

言葉には自分の魂が宿ると思った話でした。

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