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地図がもたらす安心感

お久しぶりになりました。

昨日家に帰って、いつも大変お世話になっている山口豪志さんの著書「0 to 100 会社を育てる戦略地図」を読みました。各フェーズごとで何に注力すべきか書かれてあり、短い文にさりげなく金言やノウハウが仕込まれています。

書籍を目を通しておくことで、いま直面している課題はこのフェーズの成長痛であり、こう対処することで道が開けるんだ!という支えになる本です。

どうしても目の前のことにおわれがちなベンチャー・スタートアップで働く人もこの本を手に取ることで、いま襲われている不安についても先が見えることで客観的にみることができますね。

個人的にはこれから働く学生に読んで欲しい。
本書の冒頭でも書かれていますが、自分がインターンをしている会社やこれから活躍しようとしている会社が「どのフェーズなのか?」ということを理解することで、メンバーが言う言葉の背景が理解できる。

これから起業したい学生は「0マエ」のことを知って欲しいし、
営業をバリバリしていきたい学生は10のフェーズから入るのも面白い。

カオスを含めて急成長の過程を体感したい学生は30のフェーズからまずはチャレンジしても良い。

ある程度メンターがいる状態でも新しいことをトライしたい学生は50からまずは入るのも良いし、将来起業を考えている学生は50-100のフェーズを体験するのもよい。採用と組織づくりというのは一度出来上がった状態を知っていると、(過去の体験に引きずられる可能性があるが)0から駆け上がる時に何が必要なのか?どういう状態なのかというのがすごく理解しやすいから。

学生が読むとなるとフェーズごとで体験しないとわからないコトや言葉がたくさんあるように思える。

その点やはり本書は現在地を教えてくれる「地図」であり、次のフェーズに移動するときの課題を教えてくれるものなのですね。

目を通すことで頭のなかにインデックスができて、必要なガイドブックや歴史書などを手に取ることができるため、早めに地図をインストールをすることをおすすめします。

このような形でも書籍の補足説明していただけるようで楽しみです。

《書籍の補足説明》0 to 100 会社を育てる戦略地図でより丁寧に説明したい2つの点
http://54.hatenablog.jp/

自分自身0から100の会社さんに関わる機会も多く、自分の事業についても振り返ることができ非常に良い読書体験となりました。平易な言葉でかかれているのでぜひ手にとってみてください。またベンチャー・スタートアップの観点での記事もかきます。


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