仕事で英語でのコミュニケーションが必要になった⑤/#12
このシリーズ、いよいよ最終回、第五部です!
前回の記事はこちら。
第四部では、英語でのミーティングで使う発表資料や発表原稿の準備過程についてまとめておりました。
テクノロジーの力を借りながら、なんとか発表準備を終えることができたさくらばー。
本番の英語ミーティングの結果はいかに!?
⚪︎悔しい結果!
初めての英語プレゼン、英語ミーティングを終えた正直な感想は…
いやーーー、悔しい!
というのが本音です。
ディスカッションにまともに加われなかったんですよね…
プレゼンにおいて、私たちが日本で取り組んでいることを正確に伝える、ということは十分にできたと思いますし、英国からの参加者の方々にも理解いただけたと思います。
発表後のディスカッションが活発に行われたことから、協議のたたき台としての役割は十分に果たすことができたのでは、と。
だからこそ、悔しい!!
情報交換と協議の必要性を切に感じて、自分が言い出しっぺで始めたミーティングだったのに、そこに自分が加われないなんて…
具体的にどんな状況だったのか、良かった点や力不足を痛感した点をまとめてみます。
・なぜディスカッションに加われなかったのか?
私がディスカッションに加われなかった原因は以下の3つでした。
①相手の発言内容をリアルタイムで理解できなかった
②とっさに言葉が出てこなかった
③「自分より〇〇さんが話す方が早い」と考えてしまった
①と②については単純に英語力の問題ですね。
こればかりは学習と経験を積み重ねるしかない。
①について、ミーティングが終わった後の英会話レッスンで先生に相談しました。
以下、先生からのアドバイスです。
「英語の映画やドラマを、字幕なしで観る。字幕なしで分からなければ英語字幕をつけて観る。その後もう一度、字幕なしで観る。時間はかかるし地味だけど、これが一番、英語を聞き取る実力がつくよ。」
このアドバイスを受けて、少しずつ少しずつですが、英語の映画を字幕なしで観る勉強を始めました。
ちなみに、選んだ映画は「マイ・インターン」。
好きな映画ですし、会社が舞台なので今の自分にとってちょうどいいです。
②は英会話と実践で鍛えます!
このミーティングは今後、毎月定例での開催となります。
必ず一言、自分から質問を投げかけることを目標に頑張ります。
そして、、、問題は③の「自分より〇〇さんが話す方が早い」と考えてしまったです。
これは英語力以前の問題です。
こういう他力本願マインド、良くないですねぇ。
英語力に自信がないためにこういうマインドになりやすいのでしょう。
ただ、常に自分の意見を発信していくマインドでいないと、いつまで経っても成長できず、ディスカッションにも参加できません。
まずは、この他力本願マインドが自分の中に存在することを認知し、意識的に取り払うことを次回のミーティングから実践します。頑張れ、自分!!
・よかったこと!成功体験!
一方で、よかったことや、成功体験もありました!これがあって、本当によかった…
【よかったこと・成功体験】
①自分の発音悪くない!人にも音声認識AIにも伝わる!
②ビジネス特化のオンライン英会話での経験がマジで生きた
③プレゼンだけなら多少準備して練習すればできる!
④生成AIや音声認識の機能はマジですごいから英語力がなくてもなんとかなる
それぞれ、詳しく語らせてください!
①自分の発音悪くない!人にも音声認識AIにも伝わる!
プレゼンの場において、説明相手である英国の方から「あなたのプレゼン、よかったよ。しっかり内容が理解できた。」と言っていただけただけでも嬉しかったのですが…
会議終了後にTeams会議の機能で自動作成された文字起こしを見てみると、ほぼほぼ原稿どおりで文字起こしされていたのです!
最近はAIの精度も向上してきているため、多少発音が正確でなくともある程度認識してくれるかもしれないですが、それでも嬉しかったですねぇ。
少なくとも、発音に関する不安はなくなりました。
②ビジネス特化のオンライン英会話での経験がマジで生きた
Bizmatesはビジネス特化を謳っているだけあって、本当にビジネスシーンで使える英語を教えてくれてたのだなぁ、と感じました。
具体的には、「私の担当業務は〜〜です。」という意味の”I’m responsible for 〜〜.”というフレーズ。
使えましたねぇ〜!
先生と繰り返し練習した甲斐がありました。
他にも、”Should I start?”(始めてもよろしいですか?)とか、あとは…
…すみません、そもそもあまりディスカッションに参加できてなかったので、使えたフレーズは少なかったのですが…
それでも、学んだばかりのことがすぐに活かせるのは嬉しいですね。
③プレゼンだけなら多少準備して練習すればできる!
先ほどの①とも関係するのですが、急ごしらえのプレゼン、付け焼き刃の英会話ではあったものの、それでもなんとか英語で伝えることはできたのです。
プレゼンだけならば、テクノロジーを駆使して多少時間をかけて準備すればなんとかなる。
このことが実体験を通じて分かったのはよかったですね。
英語でプレゼンをする際のハードルはグッと下がりました。
④生成AIや音声認識の機能はマジですごいから英語力がなくてもなんとかなる
これは良し悪しあるとは思いますが、生成AIや音声認識機能の精度がえげつないと、身をもって思い知れたことはよかったなぁと思います。
英語ができなくともなんとかなってしまう、意思疎通ができてしまう世界が、すぐそこまで来ている感覚です。
もちろん、英語を聞き取ることができ、自分が言いたいことを瞬時に英語で言うことができれば、もっと円滑にコミュニケーションがとれるとは思います。
その方が、意思疎通のスピードは圧倒的に早いし、心の通ったコミュニケーションが実現できます。
しかし、タイムラグを許容できるのならば、言語に関係なく誰とでもコミュニケーションが取れる時代は来ていると言っても過言ではないのかもしれません。
とはいえ、私は今回の経験を経て改めて、「英語でコミュニケーションがとれるようになりたい!」という思いが強くなりました。
国籍や言語の違いに関係なくディスカッションをしている上司たちの姿を見て、「かっこいいなぁ、自分も国籍の違ういろんな人とコミュニケーションを取れるようになりたいなぁ」と感じたことがモチベーションにつながっています。
⚪︎おわりに
さて、五部にわたって書いてきました「仕事で英語でのコミュニケーションが必要になった」シリーズ、これにて終了です。
本記事の執筆をとおして、自分が何を考えて、どう行動を起こしてきたのか、その結果どうだったのか、客観的に振り返ることができました。
そして、英語学習って、やらざるを得ない環境と達成感が大事!ってことを再確認できました。
「やった方がいいことだからやっておこうかなぁ〜」という状況よりも、「今やらなきゃやばい!」という状況の方が、学習に身が入りますよね。
私の場合、「必要だからやるしかない!自分がやるしかない!」という状況でオンライン英会話を始めたので、最初からやる気は十分でした。
そういう環境だったからこそ、英語力が少しずつではありますが確実に伸びて行ったんだと思います。
そして、もう一つ大事なのは達成感。
これは学習を始める前には想定もしてなかったことでした。
苦しい・辛い学習になるのかと思いきや、、、褒められて嬉しい!できないことができるようになって嬉しい!楽しい!
オンライン英会話を始めて、こんなポジティブな感情が生まれるようになりました。
そして、達成感があるのが楽しいから、もっとやりたくなります。
筋トレみたいなもので、地道に続けていると着実に実力がついていく、ある意味お手軽に達成感を味わえる、成功体験を積み重ねることができるのです。
・学習してる人、えらい!すごい!
さて、これにて第五部も終了です。
みなさんはいま、何か学習していることはありますか?
何か学習している方はぜひ、ご自身を褒めてあげることから始めてください!!
(ご自分で褒めるのが恥ずかしければ、私が代わりに褒めます!自主的に学習しててえらい!続けててえらい!とにかくアクション起こしててえらいえらい!)
まだまだ、英語でのコミュニケーション力はたいしたものではありませんが、地道な学習と達成感を大切に、これからも頑張ります。
ご拝読いただき、ありがとうございました!
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