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かなわん


私は短気


なのか、私の彼氏がのんびりすぎなのか。



そこは正反対だけど、2人ともお酒に弱い。
飲めない、というわけではなく、弱い心を酒に掬われている。


彼氏の方がわかりやすい失敗をしているが、直接的に迷惑をかけているのは私の方。


この前も、飲みすぎて面倒をかけたのは私。


翌朝、当然自己嫌悪。酒鬱。


はあーーーあ。私って本当に迷惑ばかりかけて最悪だな。


本当にごめんなさい。迷惑かけてごめんなさい。
そう言う私に、いいのよ、謝らないで、今日はゆっくりしとき、という彼氏。


自己嫌悪中に優しくされるのって辛すぎるて!
ブチギレてくれよ!と思う私はエゴすぎるのですが。

私だったら絶対に怒りまくり、攻めまくる状況で、彼は落ち着いていて、1ミリも責めずに、ただそこで堂々としていてくれるのです。


一周回って、私を罪悪感まみれにしているのかと疑っている。


反省している人に、優しくすることがいちばんの苦い薬なのだと知ったのでした。


なんとかして、自分の罪悪感を減らそうと優しくしたり、プレゼントを贈ろうかと考えている私はなんて愚かなことか。


普段は彼の悪いところばかり見つけて言及しているのに。


考えれば考えるほど、こんなときじゃなくて普段から彼を思って贈り物を送るべきだし、こんな時に贈るプレゼントほど滑稽なものはない。


全く怒らない彼に対しての償いは、こんな時だけ贈るプレゼントではなく、普段からご機嫌でニコニコして優しく接することなのだと痛感させられたのです。



そんな彼と行く明日からの会津若松旅行。
郡山に先に着いて彼を待ちながらのむ純米酒がしーみーるー

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