居場所
普通級と支援級という枠にとらわれず、行きたいと思った子が誰でも行ける場所があればいいのにと最近思う。
なんらかの困りごとがある子は支援級。普通の子は普通級。
でも、その普通の中にも困っていたり苦しい思いをしている子はいる。支援を受けるほどてはなかったり受けにくい環境であったり、できる限り普通級で学ばせたいという親の気持ちがあったり様々な理由があるだろう。
普通級と支援級の線引きをしっかりしている学校ほど学級の選択は難しい気がする。
娘の学校の支援級は、下駄箱はクラスのみんなと別。普通級の下駄箱の隣に○○学級と書いてある下駄箱があり、個人の名前が貼ってありそこに靴をおく。
名簿も交流級の下に名前が書いてある分離型。
あいうえお順の出席番号の下に支援級の子の名前があるため、支援級の子は言わずと知れることとなる。
奉仕作業の出欠確認の名簿も支援級だけ別。学年ごとの張り紙の中、支援級は○○学級と書かれた名簿の列に並び出欠の名簿に○をつける。
学校のお祭りでPTAが出す模擬店も支援級はその保護者のブース。
なんのための区別なのだろう、、、。
転籍を視野に入れているからか
この分け方が受け入れられない。
この子は支援級の子です!とみんなに周知してもらうメリットはなんなんだろう。
親もフィルターごしに見るようになるし子ども達も学年が上がるごとに「自分たちとは違う子」という目で見るようになる。
うちの学校は、ほぼ支援級て過ごし、参加できる授業だけ交流に行くシステム。クラスの一員というよりお客様状態になる。
この学校のシステムが差別や偏見を余計に作ってるんじゃないのかな、、、。
障害がある子もない子も「今日は気分が乗らないから、別の部屋で勉強しよう!」という風に誰もが自由に学べる場所があれば、みんなが利用しやすいのではかないだろうか。
そういった場がいつかできることを願う。
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