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辺境にようこそ。 忘れっぽい凡人の、ちょっとした日記があるだけです。

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  • 不定期日記

    私と、あたしと、自分の日記。

  • 童心に帰ろうの会

    童心に帰りたかった大学生たちの話。

  • 創作ネタ

  • ぽんこつ文通日記

    知識も何もないド素人が、とあることをきっかけに文通を始めようとした話。

最近の記事

2024.04.21

こどもと話すたびにずっと、自分のおとな化を悔やんでいる。 童心とか、思春期ならではの考えとか、夢見たこととか。 こどもたちの憧れの大半は、もう私の普通だったり 想定内の出来事、いわゆる当たり前になっている。 こどもたちが目を輝かせて今日あった嬉しいことを話してくれる。 話してくれることは嬉しい。だから、彼らが感じた気持ちも共感したい。 なのに、頭のどこかから湧いてくる「それって普通だよな」が離れない。 彼らが本当に感じた喜びを、私は一緒には感じれない。 ごめんねみんな。

    • 2024.04.19

      子どもたちの会話に耳を傾けはじめてしばらく経つが、 「きっしょ」とか「きも」とか、そういう いい感じではない言葉がよく含まれているのが最近気になる。 というのも、少し前に高校生と話していた時に、自慢話をすると 「うわきっしょ!」という反応をもらったことがあってから 気になりだしたことである。 上記の例は、一見マウントを取ったから仕返しに暴言を吐かれたようにも 捉えられるが、勿論その高校生にその気はさらさらない。 むしろ「すごいじゃん!」のポジティブな意味での反応だった。

      • 2024.04.16

        さぼっていたわけじゃない。 それだけは前置きしておこう。 古戦場が忙しすぎただけ、ただそれだけである。 思えばゲームが好きだったのは親の影響だった。 休みの日に部屋から出てこない父親を覗きに行けばDQ5をやっていて、 隣にちょこんと座ってそれを見る。 朝目を覚ますと母親がFF6をやっていて、お腹がへったから ふたり分の果物を切りながらそれを見る。 そんな些細なことが大好きで、 気が付けば自分もゲームをするようになっていた。 父親と母親と妹たちにヤジを飛ばされながら、

        • 2024.03.08

          年を取るごとに子どもの記憶が薄れていく。 子どもと会話するたびに私の価値観が変わってしまったことを知る。 それが悲しい、すごく寂しい。 夜の鬼ごっこ、深夜のコンビニ、早朝の電車。 今もときめくけど、昔はもっとときめいていた。憧れだった。 だんだんそれらが近いものになって、少しずつ慣れて、そして当たり前になる。 それを感じるたびにすごく寂しくなっては、つまらなくなったなと思う。 さよなら、あの時のときめき。 私はもう一度、君に会いたいよ。

        2024.04.21

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        記事

          2024.03.05

          書こう書こうと思ってなかなかnoteを開けなくなり約3年。 社会人は思っていたよりも忙しくて、あっという間の3年だった。 題ドロも提出するだけのにんげんになってきたし、noteの更新は団長に振りっぱなしだし(団長いつもごめん)、もうそろそろちゃんと色々したいよなあとは思う。 社会人、大変だとはわかっていたし、つらいこともしんどいことも理不尽なこともきっとあるとは思っていたけど、ここまでだとは思わなかったな。 職場で出会えた人たちはいい人ばかりで自分の人生の中で本当に良縁だ

          2024.03.05

          先生は知らない。

          【注意】 これは一次創作ネタの備忘録です。 物語はすべてフィクションで、また非行を推奨するものではありません。 というか非行は絶対にしないでください。 過激な表現(所謂下品なもの等)や適切でない表現を多く含みます。 18歳以上の閲覧が望ましいかもしれません。 以下内容を閲覧し、不快になる等の気分を害されたとしても一切責任を負いかねます。 それでは、自己責任でどうぞ。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 先生は知らない。 優等生の私がただの

          先生は知らない。

          童心会が続いちゃった話その1

          某年秋、当時大学生であった馬鹿二人がマ〇ドのポテトを食べながら唐突に開催を決定した「童心に帰ろうの会」は無事に終結した。 そう、終わったはずだった。 いや本当にあれで終わったと思っていました、私。 実は第一回開催後に「(次回童心会が開催されると仮定して)何かしたいことありますか?」と参加者に聞いたのですが、ぶっちゃけいやこれは皆でできねえなみたいなものしか集まらなかったため、あーこれは無理だなと。折角大人数で遊ぶんなら最低でも5時間くらいは楽しめるやつを作りたいんですよね。

          童心会が続いちゃった話その1

          手紙は私の人生のログインボーナスになった

          前回 → https://note.com/sakuro_f/n/nd9e3d83cd60f 予期せぬ事態が起こった。手紙の返事が来た。 どうしようめちゃくちゃ嬉しい。本当に来たのか?夢じゃないよな? ポストからすぐ手紙を抜き出し、急いで家に入ってハサミで封を開けた。 内容自体はいたって普通で、「私も手紙を書いてみようと思います」から始まり、最近の近況や正しい住所が書かれていた。 どうやら私が教えてもらった住所は途中までだったらしい。 住所途中までしか教えないってどういう

          手紙は私の人生のログインボーナスになった

          ぽんこつ文通日記その2-切手編-

          前回までの話→ https://note.com/sakuro_f/n/nc8c266976743 当たり前の話だが、手紙を何も貼らずにポストに投函しても返ってくるだけである。「切手はれよ(要約)」というメモとともに。 そういえば今まで郵便物は年賀状しか出したことがないので、そもそも切手を使ったことがない。コンビニバイト時代におばあちゃんが定期的に80円切手を買いに来ていた記憶はある。そもそも切手って何種類あるんだ? ついでに宛名に関してですが、前回紹介したサイト内を彷

          ぽんこつ文通日記その2-切手編-

          ぽんこつ文通日記その1-手紙の書き方編-

          さて、文通を始めようと決意した私が最初に用意したのは以下の通り。 ・レターセット (便箋(A5サイズ)と封筒(洋2封筒)が入ったもの) ・スティックのり ・友人の住所 正直友人の住所が一番用意すんの大変だったと思う。 道具に関してはまあ、必要になったら買い足せばいいでしょう。 そして文章を書き始めようとしたのですが…… 手紙ってどうやって書くんだっけ? なんか「拝啓」とか冒頭のお約束あったよね? んで最後何かでしめたよね?何でしめたらいいんだっけ? というわけで「便

          ぽんこつ文通日記その1-手紙の書き方編-

          文通との邂逅

          2020年の2月下旬、突如現れた「新型コロナウィルス」によって世界は大騒ぎになった。 増え続ける感染者と重症患者の病床確保などの医療面の問題、マスクやアルコールなど物資供給不足、そして発動された非常事態宣言や時短営業等による経済面の問題など。今でもまだ課題が山積み状態である。 さて、コロナが流行りだし非常事態宣言が起こったころ。 私は何をしていたかというと、まあ家に籠って暇を持て余していました。 幸いなことに仕事はなくならなかったので非常事態宣言中も働いていたわけですが、い

          文通との邂逅

          童心会ができるまでの話最終号

          当日の朝、主催の二人は実際の集合時間よりも早く現地にいくことにしていました。私もNも心配性だったため、遊ぶ予定をしていた場所が利用可能であるか(ぬかるんでいたり既に他の集団が利用していないか等)を確認しておきたかったからです。 当日の朝、二人一緒に現地に向かってぬかるみがないこと、他の集団の気配もないことを確認し、とりあえずファ〇チキを食べに行きました。当時私とNの間で流行っていたんです、ファ〇チキ。 さて腹ごしらえもしたところで、二人はそれぞれの集合場所へと参加者を迎えに行

          童心会ができるまでの話最終号

          童心会ができるまでの話その3

          かつての就職活動の面接にて聞かれたことがある。 「懇親会などの幹事などをよくされているようですが、一番大変だったことは何ですか?」 その質問に私は決まってこう返すのだった。 「場所決めです」 童心会の開催には毎度ひどく意欲的な私だが、場所決めの時になると必ずイヤイヤ期が訪れる。童心会1回目などは前例がないため、余計にイヤイヤ期がひどかった。 いやだって貸しグラウンドとか少なくない?(当たり前です) しかも料金結構高くない?(妥当な料金です) 当時学費納入で金欠だった私には

          童心会ができるまでの話その3

          童心会ができるまでの話その2

          さて、詳細を決めていくといっても既に開催日程は決まっていたため、 ・場所 ・時間 ・活動内容 ・集合方法 ・持ち物 だけ決めれば完璧といった状態でした。改めてみると結構多いな。 まあ当たり前と言えば当たり前なわけです。脳死の二人は「人が集まったから大人数で遊ぶ」といった漠然としたことしか考えていなかったのですから。 ついでにメンツが大体そろったのが開催日程の約3週間前。 ここから怒涛の企画練りが始まりました。 何から手を付けようかと迷いはしましたが、ドッジボールと鬼ごっこ以

          童心会ができるまでの話その2

          童心会ができるまでの話その1

          今思えば「童心に帰ろうの会」だなんてふざけたものを作ったよなあって。 後悔は全くしていないが。 「「童心に帰ろうの会(童心会)」とは、かつての童心を取り戻すために大人数で集まって公園で遊んだり小学生の時にわくわくしたことをやる会です」 だなんて今では言っているが、始まりは大学生二人がマクドのポテト片手に勢いだけで話していただけである。私の記憶が正しければ。 当時私と同期のNは某宿泊所に泊まって日頃のストレスを発散しようという話をしていました、ポテト食いながら。 「泊まる場

          童心会ができるまでの話その1