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座席種、値段は同一。だが角度が全てを変える。(アウェイ柏)



ゆけをは退勤を押した…
「ゆけをの個人伝より」






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ちゅんちゅん
とある日

柏レイソルバーサスセレッソ大阪の試合が執り行われる今日というこの日、いや先々週からゆけをは業務に追われていた。

その為、折角の関東での試合があると言うのに、大きな口を開けて、大きく息を吸って「イケルゥ!!!!!!」と言えない状況が続いた。
その状況と共に、北からは冷たい風が吹き、寒暖差の大きい日も続いた。



セレッソ大阪のメンバー達が調整を続ける中、ユケヲも調整が続いた。
行きたい気持ちも行けないかもの気持ちが錯綜し、錯綜した。



結局試合二日前までセレッソ大阪を大声で応援する事が決めかねずにいた。

そんなユケヲはセブンイレブンチケットからしかサイトを見ることを行わず、ビジター席は完売だと決めつけた。

その結果、訳のわからない席を抑えたユケヲは試合当日の朝を迎えた。



ちゅんちゅん

柏レイソルバーサスセレッソ大阪の試合が執り行われる今日というこの日、いや先々週からゆけをは業務に追われていた。


試合に行けるとしてもレイソル側の席しか確保できていないので、セレッソグッズは家に置いたままだ。

そもそも試合に行けるかもわからないが、なんとしても行く為、特に商談もないが行き先を柏として外出を決行。

たまたま柏のシェアオフィスで何軒か打ち合わせをこなし、気持ちで退勤。
最後は気持ち。


セレサポフレンドとスタジアムに到着したものの私はセレッソ成分0の席しか持っていない。
が、フレンドからローチケならビジター席あるとの一言。まさに青天の霹靂。

セブンイレブンで発券したチケットの事は全力で忘れ、喫煙所でローチケで新たに購入。

セレッソを心置きなく応援できることとなった。


訳もわからないユケヲはいつものノリでレイソルカラー焼きそばなるプライド焼きそばを購入し、向かった席はこちら。


え?えー?


命懸けで捉えた焼きそば



前代未聞である。
セレッソグッズを身につけないスーツが焼きそばと酒を持ってこの位置にいる。
一触即発である。



気づいた瞬間スカウトの目をしてみたが、スカウトはゴール裏にもいないし焼きそばも持たない。





🫶トゥデイズユケヲズeye🫶
ゴール裏では飯を食うな。





そんなこんなで雨も降らず終了。
勝てなかった?

いや、負けなかったのだ。


我々は上を向く。



そんな左ポケットには誰にも愛されることのなかったレイソル側のチケットが残っていたのである。








皆様に温かい湯船を。
ユケヲに赤い蝋燭を。

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