さらぬわかれ 4 さくらゆき 2020年12月2日 18:05 ¥100 きっと、実際は数分の出来事だったと思う。 でも、栄子にとってはずっと長い時間に感じた。「おーい、待たせたな!」 男の子は、大人を数人連れて戻ってきた。「チッ!何でこんなところに来たんだ。」駐在らしき男が舌打ちしながら言い捨てた。栄子には、何のことかわからなかった。「見かけない顔だから、こないだ越してきた家の子じゃないのか?」中年の男が栄子の顔をまじまじ見てきた。 ダウンロード copy ここから先は 104字 この記事のみ ¥ 100 購入手続きへ 有料マガジン ¥ 240 さらぬわかれ 240円 村の1本の咲かない桜の木。 その木には、曰くがあり…。 8歳のまま成長を止め意識のない姉とその妹の話。 GREEのコミュニティで発表し… 購入手続きへ ログイン #小説 読んで下さり、ありがとうございます。いただいたサポートは、絵を描く画材に使わせていただきます。 記事をサポート