さらぬわかれ 81

「…うちの息子って、そんなに大した男なのかい?」
恒孝が栄子に問い掛けた。

「恒太は、祟りのことで村人から避けられている私と友達でいてくれました。
十分すぎるほど優しい男の子です!」

ここから先は

312字
この記事のみ ¥ 100

読んで下さり、ありがとうございます。いただいたサポートは、絵を描く画材に使わせていただきます。