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🌸さくらワーカーズオフィス🌸には、すてきな本、おもしろい本、こころの本、役に立つ本を置いています。 ご利用者は、開室時間中はいつでも自由に手に取ってお読みいただけます。 フリース…
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記事一覧

この1冊『生皮 あるセクシュアルハラスメントの光景』(井上荒野 朝日新聞出版)

井上荒野さんの代表作 第139回芥川賞を受賞した『切羽へ』をはじめとする多くの受賞作を生み…

この1冊『今夜、この世界からこの恋が消えても』(一条 岬 メディアワークス文庫/K…

一条岬さんのデビュー作、2022夏公開映画の原作 一条さんは、第26回電撃小説大賞(2019年)で…

この1冊『N/A(エヌエー)』(年森 瑛・文藝春秋)

第167回芥川賞の候補作 年森瑛(としもりあきら)さんの「N/A(エヌエー)」は、第167回芥川…

この1冊『かか』(宇佐見りん 河出書房新社)

宇佐見りんさんが繊細な感性で大学在学中に書いた作品 この作品で、三島由紀夫賞を最年少で受…

この1冊『ぼく モグラ キツネ 馬』(チャーリー・マッケジー=著 川村元気=訳・…

アートな絵本 イギリス生まれのイラストレーター、チャーリー・マッケジーが描いたアート絵本…

この1冊『夜が明ける』(西加奈子・新潮社)

西加奈子さんの祈り 西さんが祈りを込めて書いたという1冊です。 アキと俺の話 アキと俺が1…

この1冊『倚りかからず』(茨木のり子・筑摩書房)

茨木さん詩集再び 1926年に生まれ2006年まで生きた茨木さんが1999年、73歳のときに出された詩集です。 響く言葉 「自分の感受性くらい」とともに、今を生きるすべての世代の響く言葉です。 芯を持ち、個としての生き方を貫いた茨木さんですが、淡々としてこわばらない生き方はとてもいい感じがします。 からだやこころが固くなっているときに読みたい本です。 疲れたとき 人は、社会や集団に合わせようとしてしまいがちです。 人や組織やそのときの空気に怯えて、力んで、そして疲れ

この1冊『自分の感受性くらい』(茨木のり子・花神社)

刺激と繊細さに満ちた本 2022年1月、NHKのクローアップ現代で茨木のり子さんが紹介されました…

この1冊『木を植えた男』(ジャン・ジオノ=著 寺岡 襄=訳 黒井 健=絵・あすなろ…

本屋&カフェNautilus ジャンさんおすすめ 中央区六本松の本屋カフェNautilusのフランス人オ…

この1冊『命といふもの 堀文子画文集 第1~3集』(堀 文子・小学館)

こころを潤してくれる1冊 忙しい時、疲れた時、迷った時、こころを癒やしてくれる一冊。 い…