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5月14日

今日はとても久しぶりに展覧会を見に京都へ行っておりました。

ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island -あなたの眼はわたしの島-

https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2021/441.html
緊急事態宣言が突然出されることになった先月、翌日から美術館が閉まる事を知って、飛んで行こうかと迷った展覧会です。
連休明けの12日から再開されました。お向かいの京セラ美術館は閉館のままなので、国立近代美術館もこの先どうなるか判らないと感じて、急いで行って来ました。
館内は驚くほど閑散としていました。
ピピロッティ・リストの作品はヴィデオインスタレーションで、ベッドに横たわったり、クッションに座ったりして鑑賞できるようになっていました。
どのベッドでもクッションでも選び放題、展示室に私一人(!)という状態でした。
美しい映像と音、時には痛みを伴う表現もありますが、魅了されて3時間ほどかけてゆっくりと堪能しました。

見終わって、こういうものを見たかったのだとお腹の底から満足感を覚えました。第一室の作品が最も気に入って、全展示を見終わってから、もう一度戻って見ました。
フクロウの鳴き声、水の音、自然の映像。床に座り込んで音と映像に包まれながら、こういう場所に暮らしたいという思いが湧きました。
会期が延長されて、6月20日(日)までです。(とは言え、どうなるか判りませんが・・・)

田中一村展 奄美へとつづく道

https://www.fashion-press.net/news/70830
先日図書館でチラシを見つけて、折角だから行っておこう!とハシゴをしました。
田中一村の作品は、佐川美術館での展覧会でも観ておりましたが、この展示では一村が撮った写真などもありました。
最初から「描ける人」であることが、その人生を世間的な成功とは違う方向へ導いていくこともあるのだと、絵描きであるというのは何という途方もないことであるのかと、一村の作品と人生に触れるたびに背筋が伸びます。

ふたつの展覧会を見て、京都駅付近で買い物をして、満足した疲れと共に戻ってまいりました。
明日からまた、こつこつとやってまいります。

型染版画・渦

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ツバメ堂(着物半襟・帯・ハンカチなど)

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薔薇のハンカチ

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型染版画zbame

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ご覧頂きありがとうございます

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