４月１８日　【からだ】

2021年4月18日 11:02

おはようございます。
昨晩眠っている時に激しい雨の音がしていましたが、今朝は綺麗な日の出が見られました。黄砂が飛んできているとの予報で、洗濯物をどこに干すかを迷って、結局外に干しました。気象庁の黄砂情報を見る限りでは、大丈夫かもしれないと思います（賭けです）。

以前から毎朝Twitterで言葉を読ませて頂いている最上和子さんの今朝のツイートです。
いつもながらグッと来ましたので、こちらでもシェアします。

世界がひっくり返ろうとも最後まで自分を信じきれる。それが芸術家だろう。確信犯であること。本をひらいても先人にきいても答えはない。自分の世界を信じきる力が必要だ。そのようにして決断しながら進んで行く。わらいたければ笑えばよい。人がした行為の後からならなんとでも言える。
— 最上和子 (@walhallahlaw) April 17, 2021

最上さんは舞踏家です。
数年前にTwitterで最上さんの言葉に出会って心を射抜かれてから、ずっとタイムラインを追っています。（いいねやRTがご迷惑でありませんようにとひそかに祈りつつ）
最初は言葉を読みながら、自分の中を手探りで見ているようなもどかしい感じがありました。私が感じている「これ」だろうか、確かめながら読んでいました。

最近になって、「これかもしれない」という気がしてくるようになりました。「からだ」がやっと戻って来つつあるのかもしれないです。
実際に稽古場へうかがって、自分の体で踊りを体験してみなければ、ほんとうには判らないだろうと思います。
それも一度や二度でさくっと判るような世界ではないと思います。
私は物事がひょいひょいと簡単便利なのを当然として生きた時間が長いですから、からだは充分に鈍くなっている自覚があります(笑)

「自分をいきる」のは、簡単な事でもキラキラした事でもなく、自分の内側を深く掘り下げていく、ごまかしてはならない、厳しく苦しい部分が多く、それゆえ得られるものも大きい事だと私は思っています。
その厳しさ苦しさを引き受けて、ひとりの道のりを誠実にこつこつと生きた先に、他の誰のものでもない光を見つける事が出来ると思っています。
その仕事は生きている間ずっと続き、それぞれが自分でやるしかありません。
自分の光を見つけた人どうしがつながって行く世界は、軽やかで真の平等を実現できるのはないかと思います。