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賃金は減った。GDPが変わらず労働人口が増えたので当然です^^

 労働時間が短縮し、今や月100H以上の残業をする人はいない。違法ですから。
 しかし労働時間が減ったのは男性だけです。減った分は、代わりに女性が働いている。共稼ぎは増えているのです。
 だから日本人の総労働時間に大きな変化は無い。ゆえにGDPも減っていない(注1)。

注1:逆にGDPは増えてもいない。消費者の数は変わらないので、消費も増えていないからです。

 しかし、労働人口が増えた。だから一人当たりの賃金は減るのです。

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 オーバーオールで見ると、男性は働かなくなり楽になった。そのしわ寄せは女性に来た。男性は相変わらず家事も育児もせず、女性は有償労働が増えた。
 しかるに、女性は結婚しなくなりました。メリットが無い。

 これが少子の背景です。

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おまけ
  なお日本の総人口は大きくは変わっていませんが、有償労働と無償労働(家事育児)を合計した労働人口は減っています。有償労働人口は女性の参加で増えましたが、男女を合計した労働人口は少子化により減っている。
 労働力はこの30年ほどで顕著に減っています。
 だから日本人は平均的に貧しくなるのが自然です。働かなければ欲しい物は手に入りません^^;

まとめ(?)
 ざっくり言うと、日本人が貧しくなったのは、働かない人が増えたからです。驚くようなことではありません^^;

 しかしながら長期的には自然に解決するでしょう。働かない人は、今後の一世代で急速に減るからです。
 高齢者(≑団塊の世代)は寿命を迎えますし、働かない男(家事育児をしない男)は、結婚できないので子孫を残しません。
 また結婚しない男は早死にします。
 端的に言うと、現在の50歳以上の男性が、20年後にはごっそりいなくなります。
 働かない人が減れば、女性は経済的に楽になり、2子3子を産むでしょう。どうやら家族構成は、その辺りがバランスが良いみたいです。
 
 日本人の平均年齢は10年ほど若返ると思います^^

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