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インドの人口が中国を越える。さらに労働人口はインドは増、中国は減。

 中国経済の終わりが始まっています。
 中印の人口が並んだ。どちらも14億人。でも中身は大きく違う。

 労働人口は中国が8億人。インドは5億人。10年後には逆転するでしょう。インドはやたらと子供が多いのです。重要なのは労働人口です。(注1)
 だから10年後を見据えた企業はもはや中国には投資しない。するならインドです。

 トヨタ、パナソニック、テスラなどは未だに中国に投資(工場移転など)を続けていますが、この辺りの企業のCEOは10年後を見ていません。日本の大企業のトップは老人で時代の変化について行けない上に10年後はこの世にいない
 一方で、マスク氏のような「シリコンバレー」マンは今年の決算しか気にしないのです。(注2) 

注1:中国は36年間も一人っ子政策を続けたので、とにかく若者がいない。もうオワコンです。人口ピラミッドは5年や10年では変わらない。そして国家の経済を予測する上で、最も信頼性が高い統計値が人口ピラミッドです。
 貿易額の増減など予測不能だが、人口ピラミッドは余程のことが無い限り予測できます。「今年の0歳児は20年後に20歳になる」という、非常にシンプルな予測だからです^^
注2:シリコンバレーの企業の寿命は極端に短いのです。彼らは「短距離走者」だ。一気に株価を上げてピークで売り払えば勝ちというビジネスです。
 10年後を考えて経営をしていたら負けます。
 そもそも今年の決算がボロボロだったら、来年には現金がなくなって倒産します^^;

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 中国の労働人口が急速に減少することは、30年前には分かっていました。子供がいないのだから減るに決まっている。
 そしてGDPとは第一義的には労働人口のことだ。GDPとは基本的に労働者の給与の合計です。

 中国が1970年代からの労働人口増加でGDPが増加し、2000年代からの労働人口減でGDPが減少するのは、当然と言えば当然だったのです。 

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