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成功への道を考えるより、失敗への道を考える方が簡単。
ヒトの脳はずば抜けた危険予測能力を持っている。だから、それを利用すればいい。
とにかく大量の「シナリオ」を考えて、失敗するものを取り除く。
残ったものが「成功への道」だ^^
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ヒトに限らず、(今も生き残っている)動物は本能的な危険予知能力を持っている。それを持っていない動物は死滅した。
これは5億年を掛けて進化した能力で、「AI」などでは到底真似できない。
ロジックではない。主に経験からくる帰納的推定で、とにかく危険はわかるのだ。
ヒトの場合には「無意識」にわかる。「何となく嫌な予感がする」ケースがそれだ。
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「失敗する方法がわかる」。
これは多くの人が思い当たるフシがあると思う。何かやろうとする場合に、成功する理由を説明するのは苦労するが、失敗しそうな理由はいくつも思いつくはずだ。
特に上司にプレゼンする場合(笑)
これが上記の能力。
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我々の脳は「成功への道」を探り出すようにはできていない。
したがって、消去法で進む道を決める方が簡単なのです。
だから、どれだけ多くの「道」を思いつくかが勝負だ。仕事のできる人はこれがうまい。天才と呼ばれる人は、異常なまでの「アイディアマン」だ(注1)。
注1:例えばエジソン。彼は多くの発明をしたが、その裏には「ボツネタ」が数百から数千倍もあった。それを取捨選択して残ったのが、蓄音機であり電球だ。
ちなみに彼は取捨選択の能力もずば抜けていた。それがなぜNGなのか、少し考えただけで、あるいは少し実験しただけでわかったらしい。
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この方法を実行するには、「ルール通りの行動しかしない人」は最も不適当だ。要するに、典型的な日本の「優等生」が苦手な方法なのです。
逆に、とにかく多くの経験、しかも多様性に飛んだ経験の持ち主がいい。物事を多面的に見られなければ、多様な「道」を思いつくのは無理なのです。
変人、飽きっぽい人、躁鬱質の人、ADHDの人のチャンスはここにあります^^
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