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人は多すぎる選択肢を嫌う。しかし逆の人もいる^^

 営業の常識では、選択肢は3個に絞れと言います。それ以上多いと客は判断を放棄して購入をやめるからです。

 ヒトは比較と選択が苦手です。というか、そもそも比較選択は高度な知的作業であり精神的に疲れるのです(注1)。疲れは、その行為を避けろという肉体からの危険信号だ。だから避けるのが合理的なのです。

注1:ヒト以外の動物は比較選択という行為を(意図的には)
しないようです。単に食欲をそそる方を食べます。
 無意識に処理できる範囲では、そのレベルの比較選択が合理的みたいです。

 しかしながら、比較選択が好きという人がいる。私もそうなのですが、大量の対象物から好きな物を選ぶという、その行為そのものが楽しいです。そして楽しいが故に得意です。
 これは現代社会を生きていく上では、かなりお得な性格です。選択肢はほとんどの場合に膨大だからです。
 多くの場合には、数個の「おすすめ」から選べば大外れはない。でも、自分に最適な物がそこに含まれている可能性は低い。選べる人は良い買い物をします。あるいは良い結婚、良い就職をするでしょう^^
 良いと言うのは、自分にとって良いと言う意味です。ここは大事で他人の尺度で選んでもあまり価値はないのです。大学を偏差値で選ぶのが典型例です。

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