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米国は移民を使ってメキシコからテキサス州を奪った。これは常套手段らしい。

移民の受け入れは(利点もあるが)危険です。中国共産党は歴史を知っている。真似をするでしょう。

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テキサス州は元はメキシコ領だった。そこに開発を進めるための労働力として、米国人が大量に移住した。
 そして1935年、移民たちは革命を起こしてテキサスは独立、1845年にテキサス国民の総意として米国と併合した。(注1)

注1:なお、これに怒り狂ったメキシコは米国と戦争を起こし、負けた(米墨戦争1846)。結果として、カリフォルニア、ネバダ辺りも、ごっそりと米国に盗られました。
 米国の西部はほとんどが元メキシコ領だ。今の米国領土の3分の1はメキシコから奪ったものです。

 ハワイも似たようなものだ。
 かつてハワイ王国として独立していたが、やはり労働力として米国移民を受け入れた。これが立場が逆転して、米国移民がクーデターを起こして王国を転覆。
 彼らは国民の総意として米国と併合した。

 裏で手を引いていたのは、もちろんアメリカ合衆国の連邦政府でしょう。
 ハワイは地政学上で途方もなく重要な島だ。米国は喉から手が出るほどに、あの島が欲しかったのです。

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 今日現在では、中国共産党の政策に乗っ取り、漢民族がせっせと東トルキスタン(ウイグル自治区)に大量移住しています。

青がウイグル人。赤が漢民族。

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 内モンゴル自治区は既に大量移住が完了し、住人の9割が漢民族になりました。自治権は完全に漢民族(北京政府)の手に移りました。
 
 これが武力行使を伴わない侵略の手口です。

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 一方、今日の日本国内には中国人が100万人いる。福井県やルクセンブルクの人口より多い。
 自治体が外国人参政権を認めれば、中国人がそこに集結して自治権を乗っ取ることもできる。一つの県が独立を宣言することも十分にありえる(注1b)。その「国」が中国の「属州」になるのを止めるのは困難でしょう。(注2)

注1b:欧米諸国でこの事態になったら、国家はこれを内乱とみなして国軍を使って抑え込むでしょう。しかし日本の政治状況では無理だ。自衛隊の治安出動はあまりにもハードルが高い。
注2:その「属州」に居住している「元日本人」は、自動的に中国人になります。その人々が日本に戻れるかどうかは中国次第。
 中国共産党が、その人々の「出国」を認めるとは限らない。
 東トルキスタン人(ウイグル人)が、中国からの出国を認められないことからすると、永遠に中国人として生きると想定したほうが良さそうです。

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これは「そんな事はありえない。与太話だ」では済まない話です。歴史的には、何度も繰り返されている。もはや定石だ。
 米国がやっているのだから、中国が躊躇するはずもないし、欧米各国が今さら「道義に反する」などと言っても、ほとんど説得力はない。

移民と外国人参政権は、非常に危険です。

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 ちなみにヨーロッパも、近年になって同じ失敗をしている。英国はイスラム原理主義のテロが日常茶飯事ですが、これは移民・難民にテロリストが混ざっているか、もしくは彼らがテロリストになるから。
 そして、現ロンドン市長はイスラム教徒です(サディク・カーン:パキスタン系イギリス人)。

 人道主義や労働力確保のための、移民・難民受け入れは、選択肢としては有りだと思います。検討する価値はある。
 しかし、それを実践するには、自分と自分の家族の生活(もしくは生命)を犠牲にする覚悟が必要です。
 同時に、独立運動を想定した準備(例えばスパイ防止法、治安維持法)が必要です。

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