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日本人はリスクを嫌う?:いいえ。男が安定志向なのです。
保険、保証が大好きで投資は嫌いですよね。それは悪いことではないですが、もっと他の価値観もあっていいと思います。
なんで日本人は安定志向なのかと考えていたのですが、一つ思いつきました。家父長制が前提だったからです。
「一家の主」がダメになると妻子が巻き添えを食らう。だから男はリスク回避型にならざるをえない。男に依存している人が多すぎたのです。
そして日本は男社会だ。だから「日本人全体」がリスク回避形に見えるのでしょう。
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でも時代は変わりました。女性は自立しているし、夫が死んでも家庭は崩壊しない。
男はもっと冒険しても良いのです。「運が悪けりゃ死ぬだけさ」は今なら通じます。
独身ならばなおさらだ。一発狙いで勝負に出て、失敗したら死ぬというのは選択しとして十分にありです。目標次第では、それはやるに値します。
個人的には「死なないことが全てに優先する」生き方は苦痛でしかないと思います。死んだ方がマシなことはたくさんありますしね^^
それに人生は、どんなに頑張って安定志向を貫こうとしてもリスクだらけです。多くのリスクは回避不能なので、そこにこだわるのは得策じゃない。(注1)(注2)
注1:一例として、高額医療を受けられる医療保険に入っていても、ほとんどの病気は治療不能です。「効くかもしれない薬(典型的には抗がん剤)」を高い金を払って買うだけに終わるでしょう。
注2:そもそも全ての人はいつかは死にます。「運が悪ければ死ぬ」は言葉の綾であり、運が良くても死にます。
正確に言うと「運により寿命が左右される」です。
これは当たり前ですよね。日本人全員が85歳で死ぬわけがない。長い人も短い人もいる。
今日現在、日本人の多くは(自分の)寿命を伸ばそうと必死に努力していますが、そのために払う犠牲は膨大だ。(例えば)65年の人生を85年に伸ばす事に、それだけの犠牲を払う価値は有るでしょうか?
それは考え直してもいい事柄だと思います。
典型的には、日本人は最後の5年間を寝たきりで過ごすために、2千万円ぐらいを使うと思います。その金の出処は介護保険や健康保険が大半でしょうが、掛け金を払うのは自分なので、自分で貯めた貯金を使うのと同じです。
5年早く人生を終えると決めれば、その2千万円を元気なうちに好きな事に使える。そういう選択肢もあるのです。
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