健康保険と年金は、自分の払った金が戻ってきます。あれは貯金の変形です^^
年金は基本的に積立預金です。
健保は医療費の前払いです(注0)。
税金ではないし、他人のために払っているのでもない。
特に年金は多く欲しければ、多く払うしかないです。あれには富の再分配の機能はない。払わなければ貰えません。
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政府は日本人の寿命は延びると予測しているようです(注1)。その前提があれば、保険料と年金の掛け金は増大するのが当たり前です。
85歳で死ぬなら年金暮らしは20年。100歳で死ぬなら35年です。受給額が倍近く増えるのですから、現役時代に払う金額が倍になるのが当然です。
健康保険も同様で、老後が長ければ医療費は増える。だから多く払っておかなければ足りなくなります。
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この話は少子高齢化の問題と誤解されるようですが、少子は関係ないです。単に高齢化問題です。
自分が老後に使う金が増えるので、自分が払う金額が増えるのです^^
大前提として、自分が使う金は自分が稼ぐしかありません。年金や保険はその運用を国に委託しているだけです。
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おまけ
私は若者のいわゆる「社会保険負担が大きすぎる問題」は、少子高齢化とは違う角度から見ています。
たぶん、今の若者は払った金額を回収できません。政府は100歳まで生きる前提で前払いを強制していますが、たぶん70歳ぐらい死ぬでしょう。大損です。
これの対応策は単純です。払わなければ良いのです。罰則規定はありません。そしてその代わりに民間の年金、保険に入れば良いです。自分の人生設計にあったプランを選択できます^^
問題は給与天引きでしょうね。だから天引きしない就職先を選んだ方が得だと思います。一生で、健康保険と年金で2000万~5000万円位を払うことになります。これが無駄になると思ったら、マジメに検討する気になりませんか?
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