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日本の医療費は高い。治療費が(一見)安いのは前払いしているから。

 実は米国のほうが安い。
 日本の医療は、無駄で効率の悪い検査、治療、薬物投与がたくさんあるのです。これは患者がそれを望むからですが、その理由は「治療費」が「前払い」で、なおかつ病院を利用してもしなくても、支払額が大して変わらないから。

 つまり健康保険料のことです。日本の医療費は「使ったもの勝ち」です。だから老人が大量に使う。自己負担割合が低いですからね。

 日本の医療費は、60歳ぐらいまでに1千~2千万円を「前払い」し、60歳辺りから、それを使うという仕組みになっています。
 若者はほとんど病院を利用しないので、実態としてそうなるのです。

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 プレジデントは相変わらず浅薄で「国民皆保険制度がなくなったら治療費が巨額になって医療が破綻する」などと書いていますが、保険がなければ月々の保険料を払わなくてよいのです。何故そこを無視するのでしょうね?

 だから老後の病気に備えて貯金をすればいいのです。高額治療に備えたい人は、それに応じた民間の医療保険に加入すれば良い。
 また「高額治療」が必要になったら「それが自分の寿命と諦めて治療しない」という考え方もあります。私はこれです。医療保険には入っていません^^

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