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借りてますか?返してますか?:子供のうちから借りる癖をつけた方がいいと思います。

私は兄弟がいるので、子供の頃から物の貸し借りは当然でした。
そして、返さないとひどい目に遭うと学びました。
つまり兄貴に殴られたのです(笑)

「借りたら返す」。これは社会生活の基本です。(注1)
多くの場合に、人は幼少の頃からこれを「学習」します。そして「信用」は実に重要だと知る。
 信用されない子供は誰からも何も貸してもらえない。「お前は嘘つきだから、貸さない」と言われて終わる。

注1:物品のやり取りだけではなく、「行為」も同じです。普通の人は、恩を受けたら、相応の礼を返します。Win&Winです。
 でも、最近は「感謝」をしない人が増えていませんか?
 ついでに言うと「謝罪」をしない人も増えましたね。西村大臣とか、立憲民主党の議員とか^^;
 謝罪をしないというのは、相手から何か(例えば時間や労力)を奪ったのに返す気がないという意味です。「返さない人」は何も借りられない。つまり他人から支援を受けられません。

 今は、一人っ子が多くて何でも親から与えられるので、それでも困らないかもしれない。でも、かつてはそれでは生活できなかったのです。
 兄弟で、服でもおもちゃでも、サッカーボールや野球のバット、本も時計も貸し借りでやりくりしていました。

 やっかいでしたが、そうやってみんな「信用される人」に育ったのですね。

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今はどうですか?
みなさん、自分は他人から信用されていると考えていますか?
他人から信用されるって、ものすごく大変なことなのですが、それを知っていますかね?
そして、信用されないと、ものすごく損をすると気づいていますかね?

私はそれが心配です。
実は、夜の街で遊んでいると、女の子に「お金を貸して」と頼まれることが、ままあるのです。でも、私はその子の本名すら知らない。貸すわけがない。
でも、頼む方は「借りられるわけがない」ことに気づかないらしいのです。普通の発想、というか私の「常識」ならば、まず自分の身分証明書を見せます。そして、どういう事情で借りたいのかを説明するでしょう。
 つまり自分を信用してもらうための努力をします。
 しかし、彼女たちはそれをしない。そういう発想がないらしいのです。

「信用」ってなんなのか知らないんじゃないのかなあ?

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 どうも、多くの人が「借りるのは悪いことだ」と考えていて、借りる習慣がないように思うのです。そして、それが原因で「他人から信用されるための努力」をしなくなった。
 平たく言うと、平気で嘘を付き、約束を破る人が増えた、、、と思います。

「借金は友人関係を壊すからやめた方がいい」

 なんて言われることがありますが、私は違う立場で、その程度の人間関係は「友人」とみなしません。単に「信用するに値しない知人」です。

 私は意地が悪いので、時として相手を試すことがあります。あえて1万円ぐらいを貸して、相手がどうするか試すのです。返さない人は多いですよ。
 でも、それで構わない。その人物は信用しない方が良いとわかるからです。1万円で人物評価ができるならば安いもの。付き合う時間も惜しいので、原則的には縁を切ります^^;

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参考


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