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政府はママじゃない。下僕です^^;

 下の記事を書いてから気づいたのですが、政府は自分の保護者だと思いこんでいる人がいるようですね。

「自分の生活を無条件で守ってくれる」
「黙っていても自分の幸せを考えてくれる」
「嫌だと言えば何とかしてくれる」
と勘違いしているように見えます。

 言うまでもないですが違います。

 日本国においては主権は国民にあります。政府に何をやらせるか決めるのは国民であり、実行のためのリソース(典型的には税金)を提供するのも国民です。

 政府は導いてなどくれません。「指導者・リーダー」は言葉の綾です。
 また何も渡さずに「アレが欲しい」で出てくるわけじゃない。もっと現実的に言うと、勝ち取らないと出てきません^^

 そして国民を守れと言わなければ、守りません。(注1)

注1:その約束を文書化したのが憲法です。
 なのに憲法にはわざわざ「国民を守らない」と読み取れることが書いてある。本来なら「守れ」と国民が書き換えるのが筋なのに、大反対する人がいるのはどうしたことですかね。
 繰り返しますが憲法を作るのは国民です。政府じゃない。それに政府の権力を制限するのが憲法の根本的役目なのに、それを政権与党が書き換えようと言っている事が異様なのです。 
 つまり欧米諸国から見たら、日本は民主主義国家じゃないです。「政治は3流」とバカにされて当然です。

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補足

 別の言い方をすると、政府は従うものではない。利用するものです。

 そして、あなたが利用しなければ、他の人が自分のために利用します。その結果生じているのが、「高齢者に有利な政策」とか「金持ちに有利な税制」です。

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