「引責辞任」のごまかし:実態は職務放棄。みずほ会長辞任(?)
というか無能だから交代するだけ。責任なんか取らない。単に「おれ知らね」と言っただけ。
会長本人は辞任しても大した痛手はない。肩書が変わるだけだ。
「責任をとって辞める」は日本独特の風習らしい。国際基準だと、責任を取るとは賠償金を払うことだ。株主訴訟が起きて個人の資産で払う(注1)。
注1:そのリスクを負っているからこそ、欧米のCEOは往々にして巨額の報酬を受け取っている。あれは「成功報酬」なのです。失敗したら負債を抱える。日本の経営者の報酬が低いのは、責任を負わないからだ。
みずほの会長はそんなことをする気はないだろう。たぶん会長の肩書を諦めるだけだ。役員報酬を減額するという話すら出ていない。
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政治家も似たようなことをするが、この風習は無くした方がいい。
「辞めれば済む」から、多くの「肩書だけ立派な人」は無責任な仕事をする。
真に責任を負っている人は、責任があるから辞めたくても辞められない。
典型的には母親だ。
母親は育児に失敗しても「引責辞任」などできない。
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おまけ
男の言う「責任」は多くの場合に、このような薄っぺらなものだ。侍の切腹の文化なのかな。死ねばいいと思っている。被害者は別に救われない。
犯罪者が刑務所を出た時に言う「禊は済んだ」も同じ。
責任を取るとは本来、生きて留まり問題を解決することだ。
だから私は男が嫌いなのです(笑)
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