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日産4500億円の赤字。3期連続赤字で合計1兆円。もうダメだ。

ゴーン氏を追い出しからじゃないですかね。因果関係は分からないですが、ゴーン氏を訴えてからは業績ががた落ちなのは事実です。

私は、これは至極当然だと思っていまして、カルロス・ゴーン氏は世界でもトップレベルの経営者であるのに、今の日産経営陣は小物もいいところ。ゴーン氏を裏切った西川CEOは、自身もすぐに辞任に追い込まれたし、その後も「誰ですか?」的な人しかいない。そもそも日本の大企業の経営陣に、世界に通じるような人はいないですけどね。

そして「世界の一流経営者カルロス・ゴーン氏」を攻撃した(注0)と言うことは、日産経営陣は世界の主要な大物経営者を全て敵に回したのと同じなのです。例えばルノーです。ゴーン氏はルノーのCEOでもあった。フランス人はメンツを潰されました。日産を許さないでしょう。

注0:クビにしたどころじゃない。「裁判抜き」で1年間も牢屋に閉じ込めた。未だに証拠の有無すら不明だし、容疑は「有価証券報告書虚偽記載」という微罪。交通違反みたいな物で、要は難癖を付けただけ。
信用を失ったのは、日産自動車だけではない。日本の司法が丸ごと国際的信用を失ったのです。
今後、海外トップクラスの経営者が日本企業のCEOになることは、まずあり得ないでしょう。やっていることが中国と同じだからです。危険すぎる。裏切られて刑務所行きになりかねない企業(=日本の全大企業)で働きたいと考える人はいない。

米国だと、GMとフォードはゴーン氏にCEOのオファーを出している(ゴーン氏は断りました)。そのゴーン氏を蹴り出した日産経営陣を信用するかというと、そんなわけがない。米国のほとんどの大物経営者は「日産経営陣は無能で信用できない」と判断しているでしょう。日産が米国内で何かやろうとしても相手にしないと思います。しかし、米国は日産の最大の市場なのです。工場もいくつもある。

さらに、今さらEVに社運を賭けているようでは、お先真っ暗です。2020年東京オリンピックまでに自動運転車を走らせるという、盛大な「誇大広告」も完全に失敗に終わった(注1)。

今日現在、明るい材料はないです。

注1:「自動運転車」など実現不能だったのです。レベル2でごまかしました。これは「気の利いたオートクルーズ」程度の物です。これはこれで便利ですけどね。私の愛車セレナがこれです。
おまけに「2020年東京オリンピック」までなくなってしまった^^;

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