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大谷さんのすごいところは、その頭脳らしい:二刀流のメリットを知り尽くしているようだ。

一流投手だから投手の攻略法がわかる。一流打者だから打者の攻略法がわかる。

大谷さんの「同僚」であるメジャーリーガーの話を聞いてみると、どうもそういうことらしい。

そんな戦略を考えただけでも天才だ。

しかし、そんなことは思いついても普通はできない。それを実現可能にしたのがあの肉体だ。そして、私が思うに彼は意識して、二刀流を可能にする肉体を作り上げたのだと思う。

超一流の人材は、自分の能力を高める方法を熟知しているらしい。アスリートは、自分に最も適したトレーニング法を自分で編みだすし、頭脳派の天才は最も効率の良い学習法や着想法を編みだす。(注1)

注1:大谷さんは「投手としての練習時間」と「打者としての練習時間」の双方を確保している。たぶん、「異常に効率よく、短時間で効果を上げる練習法」を、工夫して作り上げたのだと思う。

また、ここ一番で自分の能力を最大限に引き出す方法を知っている。例えばオリンピック選手は、決勝でマックスの能力を発揮するように、体調をコントロールしているようだ。これを「ピーキング」と呼ぶのだとか。

おそらくは、それこそが、彼らが天才である所以なのだ。

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また、二刀流などという離れ業は、思いついたって実行しようと考える人は滅多にいないだろう。それをやってのけるメンタルの強さ、自分の能力を的確に評価し、自分の判断力を信じているのだろう。

これが大谷さんの、もう一つの強さの秘密だろうと、私は思います。

なんにせよ、とんでもないない怪物です。

こういう人は野球に限らず、何をやっても成功するのでしょう。一体、どういう人生を歩むのでしょうねえ^^

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