男社会は衰退する

　女性と違い、次世代を育てないからだ。

　男の権力者は子供に関心がない。故に、子供は減り、さらに貧困に陥る。　　　　　　　

　また教育レベルは下がる。大学進学率が上がっても、学習能力に決定的に影響する幼児教育をないがしろにするので、ほとんど無意味だ。

　日本もそうなった。
　1980年頃までは、なんとかなった。「家を守る」という文化があったからだ。親は長男を幼時から大事に育て上げた。しかし、それは農業社会でしか意味を持たない。家を守るとは実質的には畑を守ることだからだ。
　畑を持たない家では、家を守っても直接のメリットはない。

　家を守らなくなった男は、子供（後継ぎ）を育成しなくなった。

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　中国では毛沢東と鄧小平が若者を奴隷として利用したので、一時的に高度成長を遂げた。しかし、次世代が成長しなかったので、その「栄光」は砂上の楼閣であった。