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スマホゲームから考えるタスクの考え方

私は自称ゲーム好きです。
自称とついてしまうのは、プレステやNintendo Switchなどハードが高価なものには手を出さず、スマホゲームに完結してしまうこと。
あとは一度やり始めるとそればかりに熱中するものの、一度アンインストールや機種変更をすると見向きもしなくなるためです。

この前提で、リアルの本当にやるべきタスクについて考え直したい。
今回はそんなお話です。

こんな人に読んで欲しい

・ゲーム好きな人
・タスク管理に悩んでいる人

リアルのタスクはなぜ面倒に感じるのか

今回はこの3つに焦点を当てて進めていきます。

1. 現時点の自分のスキルがわからない
2. 達成することで成長したと感じづらい
3. 逃げ場がある

1. 現時点の自分のスキルがわからない

ソーシャルゲームで一番始めに目の当たりにする戦闘は、チュートリアルです。
ユーザーにこうやって倒すんだよ、こんな機能を駆使して敵を倒そう、そんな情報を伝達する目的でチュートリアルがあります。

これをリアルに落とし込むと、自分は今何のスキルがあるのか、何ができるのかを知る機会となります。

あなたは自分のスキルを把握していますか?
得意なこと、好きなこと。
自分で分かっているようで、他人しか知らないスキルも実はあったりします。

2. 達成することで成長したと感じづらい

ゲームで日々のタスクをこなしていけるのは、こなせばこなすほどスキルが目に見えて上がり、戦闘に勝ちやすくなる。戦闘が楽になると感じられる。だから多少大変でも、面倒でも、タスクをこなそうと思えるわけです。

これはリアルに落とし込みやすいですね。
毎日1時間勉強してる、読書時間をとってる。なのに、給料は上がらないし、試験の点数も上がらない。
挙げ句の果てには他人と比べて自分はどれだけやっても無理なんだ、もうやめよう。
完全に負のループにハマってしまい、ゲームで言うところのアンインストール状態になってしまいます。

3. 逃げ場がある

ゲームの中は当然ですが逃げ場がありません。
どんなに好きなゲームでも絶対無理だろう、倒せるわけがないと思う敵が出て来ることがあります。
ですがゲームの特性上、一度戦闘を初めてしまったら自発的にアプリを落とすかスマホを手放すかしない限り、逃げようがないのです。
…そうプログラムされてないから(爆)

これをリアルに落とし込むとどうでしょう。
本を読むのがしんどくなってきた。よし、今日はここまでにしてゲームしよう。
この勉強難しい。よし、ここは明日やろう。
簡単に中断して、逃げ道を自分で作れてしまう。目標から目を逸らすのが簡単にできてしまいます。

じゃあどうすればいいのか?

原因はこの3つだけではないかもですが、問題がわかればそれに対して一つずつ対策を考えるのが筋ですね。

1. 現時点の自分のスキルを把握する

こだわるポイントは現時点であること。
過去、未来のどちらでもなく、また習得したいスキルでもありません。

本当は持ってるけど、現時点の自分が知り得ないスキルは今回ノーカウントとします。
また他者から見るとあなたのスキルではないけれど、自分がスキルと認識している。これは把握しておく必要があります。

自分のスキルを選ぶときの質問を5つ挙げておきます。

・何をしていることが好きですか?
・なぜそれが好きだと思いますか?
・好きなことを一度にどのくらいの時間、どのくらいの量こなすことができますか?
・得意なことはなんですか?
・得意なことをしている時、どんな気分ですか?

このスキルが他者に喜ばれるかどうか、これは関係ありません。
また好きなことと得意なことは別物です。得意だけどそれをしている時そんなに嬉しくないとか、努力してできるようにしていることもあります。

大事なのは、現時点の自分が自分のスキル(できること)と認識しているものは何かと言うことです。

2. 成長したと感じることをできる場を設定する

ここでの焦点は完全自己満足で「成長したじゃん!」「できるようになったじゃん!」を自分で感じられることを目標とします。
これらを積み重ねて外から見ても成長したと評価されるのはもっと後。評価されてもされなくても、やるべきことは変わらないと信じ続けることが大事。(それができれば苦労しないのですが)

例えば以下のように感じられたら自分でご褒美を設定するのもいいですね。

・好きなことを一度にこなせる時間が長くなった
・好きなことのおかげで仕事が早く終えられた
・得意なことをより自然にこなせるようになった

小さな一歩でいいのです。
やらないといけないことではなく、好きなこと・得意なことを伸ばして自然にできることを増やしていく。
自然にできることを増やすことで、自分のスキルアップを見える化させる。そしてさらに伸ばせるスキルを探すようになる。いいループにハマればこっちのものです。

3. 逃げ場をなくす

この記事のタスクとは、「好きなこと」「得意なこと」に特化しています。
この上で逃げたいと思う感情が出てくる、つまりまだ自然にできていない、ということを認識する必要があります。
注意したいのは、自己嫌悪するのではなく、まだ自然にできてないのだと認識するだけ
つまり書き留めておくだけでいいのです。
自分の中で無意識に、自然にできるようにするにはどうする必要があるか、それを考えるには、できていないことを自分で認めない限りすすみません。

私のおすすめは、瞬時レビューという形で残す方法。
Notionを使って1日1ページを使用し、その瞬間に感じたこと・思ったことを箇条書きにしています。(時間は面倒なので記載せず)
Notionに書き込んでいる=タスクから意識が外れていることと認識し、1日の最後と毎週土曜日に見直すようにしています。

いかがでしたでしょうか。
一般の人がタスク=好きじゃない、得意じゃないけどやらないといけないことだと思います。
私のタスクも大半がそうですが、そういう類のタスクは数をこなしても成長が見られず、中長期的にいずれ挫折する可能性が高いです。(特に私の場合)

好きなこと・得意なことを増やしていく過程でタスクの力を借りる。
そんな風に考えることも大切かなと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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