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初対面の商談でも十中八九、雑談を繋げられる戦略的ロジック

まず第一に、僕は人よりトークがめちゃくちゃ上手いだとか雑談が好きだとか、そういうわけではありません。しかし雑談を武器として使う方法は理解しているつもりです。これを読んでいるあなたも、雑談がうまくなることが目的ではなく、受注率を上げるための手段として捉えているはずです。

営業マンにとって、雑談は単なる会話以上の重要なツールです。雑談ができるかどうかで、お客様との距離感は良くも悪くもグっと変わります。

成功するためのメソッドといえば聞こえは良いかもしれませんが、雑談にはタイミングや目的があります。

効果的な雑談とはどのように行うのか…その具体的なノウハウというのは、誰かの真似をしただけでは到底身につくものではありません。

本記事では、僕の現役営業マンとしての実体験を基に、雑談の極意を徹底解説します。続きでは、雑談のタイミングや目的について詳しく掘り下げていきますので、ぜひご購読ください。

初対面の雑談が効果的な場合もあれば、逆に本題から始めた方が良い場合もある

多くの営業マニュアルやセミナーでは、商談の前や会話の最初に雑談をすることで、お客様との距離を縮めることが推奨されています。

確かにこれは初対面のお客様に対するアイスブレイクとして有効であり、リラックスした雰囲気を作り出すための基本的な手法です。しかし、実際の現場ではこの理論が通用しないケースが多いことも確かです。

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