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【2019年版】忙しいお受験パパに送る【早実初等部・面接問答集】※過去10年の問答集付き

ウチの子の小学校受験が終わり、数年が経ちました。おかげで最難関校にご縁をいただきました。正直、自分の受験をはるかに超える苦しみと家庭が壊れるのではないかという不安、願書を徹夜で書き、遠くの郵便局まで一番で出すという苦労。正直、かなりのダメージがありました。

仕事と<お受験パパ>の両立は死ぬほどキツイ!

なにせ、ママ達は、ネットワークを駆使して、お受験の世界にどっぷりです。ですから、不用意な質問を気軽にすると「冗談だよね?」「なんで、そんなことも分かってないの?」と檄を飛ばしてきます。

いやいや、普段、仕事してるんですけど…(← これ禁句)

自分の受験の失敗は、自分で挽回すればいいですが、子どもの受験の足を引っ張るわけにはいきません。そこで、普段、激務の<お受験パパ>とそのご家庭のために【時間短縮】&【お受験の理解度アップ】できるモノをご用意しました。

もし、ママさんがお読みになっていたら、そっとダンナさんに渡してあげてください。「男性視点」で書かれている方が、多少は理解ができると思います。

※「こう答えれば合格できる!」という小手先のテクニックではありません。ママと比べると圧倒的にお受験に割く時間が限られる<お受験パパ>にとって、小学校受験の面接の質問は、その意図が分かりづらいのです。

せっかくご家庭で大事にしていることや、学校に対する熱い思いを持っていてもそれを「言語化」できなければ意味がありません。特に、男性はビジネスにおいて「簡潔に無駄なく結論を言う」ことを大事にしています。そのモードで面接に臨むと確実に失敗します(笑)。

このあたりがパパとママの温度差が激しいところですね。どちらも一生懸命ですが、ベクトルが違うのです。ただ、そのアドバイスがお教室の先生やママなど「女性視点」だと納得できないんですよね。ええ、分かります。

そこで、お受験パパであった私が、いろいろな人脈を駆使してまとめたデータを公開します。「正解」ではなく「心構え」・「スタンス」をご理解いただければと思います。

忙しいお父さんのために、過去の面接から代表的な質問を抜粋しました。正しい回答などありませんが、面接官の質問の意図を汲み取る必要があります。

準備不足は必ず露呈する!

他のご家庭同様、私達もいくつかの小学校を受験しました。その中の1校で衝撃的だったシーンがあります。

面接官は校長先生だったのですが、「◯◯の学校の魅力はなんですか?」など定番の質問が続きました。事前にパンフレットやHPを熟読していたため、スラスラと答えたのですが、校長先生が面接終了直前に、

「ハイ、よく準備されてましたね。スラスラ答えられましたね」

と発言。一瞬、耳を疑いましたが、表情に出すわけにもいかず、気まずい思いをしました。その学校にご縁をいただいた(合格した)ので、今は気にしていませんが、第一志望校を前に得た教訓があります。

パンフレットやHPを熟読した程度の情熱では、
簡単に見透かされる

先生方は、数日に分けてかなりの数の面接をします。<お受験パパ>自身はきっと頑張って回答していても、「よくある回答」に過ぎず、そこに情熱を感じることができなければ、「あ、このご家庭は本気でないな」と見抜かれます。

心して取り組んでください(笑)
では、本題に入ります。早実初等部の面接で過去にあった質問です。質問の意図や注意点を踏まえた上で、ご家庭ごとのオリジナル回答をつくってください。「本気度」が伝わればOKです!

【学校について】

自分の子どもが通うかもしれない学校について、何も知らないって「あり得ない」と思われてしまいます。お受験は「家庭」で取り組むものです。特に、どの学校でも「父親像」は重視されています。<お受験パパ>の「本当にウチの子をこの学校で学ばせたい」という気持ちを伝える必要があります。

「早稲田実業学校についての熱い思いを聞かせてください」
(父 2011・2013)

熱い思いですよ!「こうならいいなぁ」や「一般論」ではダメです。学校に対する理解度が試されているのです。論理的な男性は、「思いって言われても…」となるでしょう。でも、早実を受験するには理由があるはずです。(「妻がいいと言うので」はNGです。絶対に。)

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