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今年は12月26日に全社締め会をオンラインで実施しまして、最終営業日とさせていただきました。一方、ねぎおは本日もAM4:00~猛烈に仕事!w

今年も恒例のメンバーに1年の振り返りを漢字1文字で表してもらいました。
毎年実施することで変化を感じられる企画。


2022年:『任』『定』『安』『良』『余』

2023年:『挑』『汗』『省』『忙』『停』


こう見比べてみると明らかに、昨年と比較して、苦しい1年だったことが目に取れます。

さて、ねぎおブログも17年目。17回目の1年の振り返りをしてみたいと思います。

今期はスタート直後に昨年、年間大型契約をいただいていた案件が曖昧な状態から消滅することが判明し、早々に数字的に窮地に追い込まれました。そこから売上を回復させるためになりふり構わず行動した1年でした。

行動することで昨年は見えてこなかった組織の膿がいっぱい見つかり、改善を繰り返し、結果的に1年を振り返ると進化できた1年となりました。

その意味でも、ねぎおの今年の漢字は『壊』にしました。

『チーズはどこへ消えた?』

これを組織でそのまま体験したような1年。
大きな案件(チーズ)がなくなった後、色々な感情がうごめきました。

そんなはずはない、また復活するはず・・・
自分達のせいではない、運が悪い・・・
また同じような案件が来るから焦らず、焦らず
いやいやこのままではやばい、なんとかしないと・・・

時間はかかりましたがねずみと同じく、現実を受け入れて行動に移りました。今までのやり方、考え方を『壊』して、どう変化しなければならないか?とにかく考えて、行動しました。

行動することで色々な壁やトラブルに見舞われます。
その都度、既成概念や固定概念を『壊』して、前に進んでいきました。

結果的に
・サービス品質の向上
・社内リソース体制
・マーケティング戦略の見直し
・パートナーとの関係強化
・メディアの誕生
・メンバーの意識改革

と生み出すことがでました。

これらは、もともとの大きな案件が継続したら、おそらく改善できなかったのではないかと思います。

生物が進化するタイミングは、いつだって逆境です。


逆境は苦しく、辛く、惨めなものです。できることなら避けたいし、起こらないように計画したり、準備することが経営力と言えるかもしれません。
ただ、この逆境という糧がなければ進化することはできません。

我々の企業理念は、”進化し続けるプロフェッショナルの集合体”。だからこそ、常に逆境を受け入れて、進化していく覚悟が必要です。現在19期目になりますが、過去に逆境を振り返ってみると2~3年に一度の頻度、存続危機のピンチが起こっています。

この逆境がサクラサクという組織を支える柱になっています。
今年の5月の役員会の事前メモが残っていました。

ベンチャー企業に務めること17年、社長に就任してから約8年。逆境に強くはなってきましたが、いつだってしんどいです。それ故に心得ていることがあります。

悲観的に最悪の状況を想定し
楽観的にやるべきことをやる

先日、CTOの山さんと今年ラストの1オン1をしました。

『去年の今頃は、数字も達成、組織やメンバーのコンディションも良好。
ただ今思えば、大手な案件に隠された虚像でしかなかった。』

『一方、今年は臭い物に蓋をせず、とにかく行動して、膿を出し切った状態。来年に向けて、昇っていくイメージしか沸かない。』

こんな振り返りをお互いでしました。

そして『行動する』大切を改めて学びました。行動することの利点は、行動することで気づきや発見があり、そこから次の行動に芋づる式に繋がっていくことだと実感しました。現状維持は衰退の始まりという言葉があります。

これは物理的にも言えることで、同じ場所にいれば同じ景色しか見えません。そこからでは気づかない変化や潮流があります。だからこそ、行動し、場所、会う人、時間を変える努力をする必要があるのです。

2024年は、組織も、個人も”アクション”をスローガンに掲げました。
早速、来年3月にラスベガス出張を決意しました。

末筆になりますがクライアント様、パートナー様、メンバー、家族と今年も本当にありがとうございました。ピンチだらけの1年だったからこそ、周りの方に救いに助けられることばかりで感謝してもし尽くせません。

本年もありがとうございました。2024年もよろしくお願いします。

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