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いつかは行きたい山小屋、三斗小屋温泉「煙草屋旅館」

4回目の那須岳は、
紅葉の名所「姥ヶ平」の紅葉を愛でて、三斗小屋温泉「煙草屋旅館」で温泉三昧の計画を立てた。

い〜いお天気で、
山頂駅へ向かうロープウェイの中からは、朝日岳のゴツゴツとした荒々しい山容がよく見える。
山頂駅からは、那須の町が遠くまで見渡せる。

町の景色を眺めながら、ちょっと腹ごしらえをして出発。

ちまき 300円

風の名所の那須岳が、
今日も風一つなく、ポカポカと暖かい。

「日光国立公園 那須岳」のモニュメントを見たら、今日は茶臼岳山頂へ向かわずに、左手へ下って行く。

紅葉の季節とあって、観光客も大勢いる。私の様にガッツリ山登り仕様の人はまばらだ。
茶臼岳の中腹を南から、西側へと巻くように歩く。

展望が開けていて、気持ちい〜い。
こういう道、だーい好き。ハイジの様に

「ラン、ラン、ラーン♪」

と歩く。

活火山で、今も噴煙を上げている茶臼岳は、ゴツゴツした大きな岩と、砂礫の山だ。軽装でも比較的歩きやすい。

茶臼岳を見上げながら、「牛ヶ首」という場所に到着した。広く開けたところでベンチがある。皆、思い思いに休憩をしている。



これから進む道は、茶臼岳の下の方へグッと標高を下げて行く。
その先に、ベンチが点在する開けた所が見える。

どこでランチにしよっかなぁ?

と思ってた。

「よし!あそこまで」

と、岩ゴロゴロの道をくだる。

下り道になったからか、
ここからは、登山者(登山装備をしている人)が多くなった。

降りながら振り返る。

おお、三斗小屋、後3.6キロ

おおー、きれい❗️
こちら側から見る茶臼岳はうっすらピンク色。噴煙を上げている所も見える。
紅葉は盛りを過ぎて、ダケカンバは葉を落としているけど、白い幹が一際目立って、美しい💕ちょっと残っている赤いカエデもいい。

感動して何枚も写真を撮る。

更に下ると、開けた姥ヶ平に到着した。

茶臼岳を見上げながら
ランチだ。

1日目のランチは定番のパスタ。
青の洞窟のアラビアータ。

茶臼岳を見上げながらいただきます!
美味しい!満足、満足!

ランチの後は、
ひょうたん池に向かう。

池に茶臼岳が写って、なんてきれい。
紅葉の盛りは過ぎてるのにこの景色。紅葉の見頃には、真っ赤になるようだ。
うっとりする。

いつまでも見ていたいけど、
そろそろ今日のお宿に向けて出発だ。
茶臼岳にいったんさよならして、
更にさらに下る。

落ち葉がいっぱい
きれい
苔もいい感じ
ナナカマドの実は、鳥が食べないから、いつまでもある、
沢がきれい。

沢まで降ったら登り返す。
今日一番、山登りしている感のある道を進む。

葉を落とした森が、明るくてきれい。
ダケカンバの幹の白さがワクワク感を高めて、急な登りも楽しい。

そして見えてきた三斗小屋温泉。

紅葉がきれい。
レトロな雰囲気が好き

2時半過ぎに山小屋に到着。

三斗小屋温泉は当時は5軒の旅館があったそうだ。今は2軒の宿が営業している。
「大黒屋」と今日泊まる「煙草屋旅館」

旅館と名前がついているが、山小屋だ。
3つある温泉はどれも泉質が違うという。
到着した時間は、一つ目の共同風呂が、女性専用の時間。案内された部屋に荷物を置いて、早速温泉に入る。

煙草屋旅館さん、ホームページより

共同風呂は、泉質は忘れてしまったが
ぬるめのお湯だ。
汗が出るまで30分〜60分を1日3〜7回、と入浴法が書いてある。足を出したら効果がないとも。浴槽が深くお尻をつけて座れないのに、足は出せないだろ!と思って、汗が顔から滲み出るまで30分浸かった。

今度は混浴の露天風呂が、女性専用時間だ。小高い丘の上にある露天風呂に向かう。

おっと、
まだ男性が入っている。フライングしてしまった。男性が出てくるのを待って、露天風呂へ。

広ーくて、お湯の温度もちょうどいい。なんと言っても眺めがサイコー、周りの山々が連なって良く見える。
景色を眺めて、ずっと入っていたかった。

煙草屋旅館さん、ホームページより

女性専用内湯は、鉄分豊富な温泉。こちらはいつでも入れるので、お疲れ様のビールタイムにする事にした。

木々の間からの夕日、人の顔に見える

夕日を眺めながら、ビールでお疲れ様。

明日は那須岳で一つだけ取りこぼしてる三本槍岳に登る。
明日もいい天気の予報だ。


夕飯の後に、「後3食残ってますよー」
とお姉さんが言っていた「燻製セット」を
ソロ登山者3人で、それぞれお買い上げして、談話室でおしゃべりを楽しんだ。

熱い鉄分豊富な温泉に入って温まったら、いつの間にが寝てしまっていた。

つづく

お夕飯は、牛肉の陶板焼。普段お肉食べないのだけど、完食しました。

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