いつかは行きたい山小屋、三斗小屋温泉「煙草屋旅館」
4回目の那須岳は、
紅葉の名所「姥ヶ平」の紅葉を愛でて、三斗小屋温泉「煙草屋旅館」で温泉三昧の計画を立てた。
い〜いお天気で、
山頂駅へ向かうロープウェイの中からは、朝日岳のゴツゴツとした荒々しい山容がよく見える。
山頂駅からは、那須の町が遠くまで見渡せる。
町の景色を眺めながら、ちょっと腹ごしらえをして出発。
風の名所の那須岳が、
今日も風一つなく、ポカポカと暖かい。
「日光国立公園 那須岳」のモニュメントを見たら、今日は茶臼岳山頂へ向かわずに、左手へ下って行く。
紅葉の季節とあって、観光客も大勢いる。私の様にガッツリ山登り仕様の人はまばらだ。
茶臼岳の中腹を南から、西側へと巻くように歩く。
展望が開けていて、気持ちい〜い。
こういう道、だーい好き。ハイジの様に
「ラン、ラン、ラーン♪」
と歩く。
活火山で、今も噴煙を上げている茶臼岳は、ゴツゴツした大きな岩と、砂礫の山だ。軽装でも比較的歩きやすい。
茶臼岳を見上げながら、「牛ヶ首」という場所に到着した。広く開けたところでベンチがある。皆、思い思いに休憩をしている。
これから進む道は、茶臼岳の下の方へグッと標高を下げて行く。
その先に、ベンチが点在する開けた所が見える。
どこでランチにしよっかなぁ?
と思ってた。
「よし!あそこまで」
と、岩ゴロゴロの道をくだる。
下り道になったからか、
ここからは、登山者(登山装備をしている人)が多くなった。
降りながら振り返る。
おおー、きれい❗️
こちら側から見る茶臼岳はうっすらピンク色。噴煙を上げている所も見える。
紅葉は盛りを過ぎて、ダケカンバは葉を落としているけど、白い幹が一際目立って、美しい💕ちょっと残っている赤いカエデもいい。
感動して何枚も写真を撮る。
更に下ると、開けた姥ヶ平に到着した。
茶臼岳を見上げながら
ランチだ。
1日目のランチは定番のパスタ。
青の洞窟のアラビアータ。
茶臼岳を見上げながらいただきます!
美味しい!満足、満足!
ランチの後は、
ひょうたん池に向かう。
池に茶臼岳が写って、なんてきれい。
紅葉の盛りは過ぎてるのにこの景色。紅葉の見頃には、真っ赤になるようだ。
うっとりする。
いつまでも見ていたいけど、
そろそろ今日のお宿に向けて出発だ。
茶臼岳にいったんさよならして、
更にさらに下る。
沢まで降ったら登り返す。
今日一番、山登りしている感のある道を進む。
葉を落とした森が、明るくてきれい。
ダケカンバの幹の白さがワクワク感を高めて、急な登りも楽しい。
そして見えてきた三斗小屋温泉。
2時半過ぎに山小屋に到着。
三斗小屋温泉は当時は5軒の旅館があったそうだ。今は2軒の宿が営業している。
「大黒屋」と今日泊まる「煙草屋旅館」
旅館と名前がついているが、山小屋だ。
3つある温泉はどれも泉質が違うという。
到着した時間は、一つ目の共同風呂が、女性専用の時間。案内された部屋に荷物を置いて、早速温泉に入る。
共同風呂は、泉質は忘れてしまったが
ぬるめのお湯だ。
汗が出るまで30分〜60分を1日3〜7回、と入浴法が書いてある。足を出したら効果がないとも。浴槽が深くお尻をつけて座れないのに、足は出せないだろ!と思って、汗が顔から滲み出るまで30分浸かった。
今度は混浴の露天風呂が、女性専用時間だ。小高い丘の上にある露天風呂に向かう。
おっと、
まだ男性が入っている。フライングしてしまった。男性が出てくるのを待って、露天風呂へ。
広ーくて、お湯の温度もちょうどいい。なんと言っても眺めがサイコー、周りの山々が連なって良く見える。
景色を眺めて、ずっと入っていたかった。
女性専用内湯は、鉄分豊富な温泉。こちらはいつでも入れるので、お疲れ様のビールタイムにする事にした。
夕日を眺めながら、ビールでお疲れ様。
明日は那須岳で一つだけ取りこぼしてる三本槍岳に登る。
明日もいい天気の予報だ。
夕飯の後に、「後3食残ってますよー」
とお姉さんが言っていた「燻製セット」を
ソロ登山者3人で、それぞれお買い上げして、談話室でおしゃべりを楽しんだ。
熱い鉄分豊富な温泉に入って温まったら、いつの間にが寝てしまっていた。
つづく
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