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奥多摩の バテレビールで君を釣り

へいへい!というノリです、今日は。

昨日は3時間残業の11時間勤務(休憩30分2回、ブラックです)を、今日のこの楽しみを思って、ルンルンとこなし、
30ℓのザックをパンパンにして電車に乗り込む。


成人する前は、
私がビールを美味しそうに飲む姿を見て、

「げー、なんで大人ってこんな苦いの好きなの?俺、絶対飲まない。」

と言っていた息子。
大学入学を機に先輩達の洗礼を受け、
いつの間にかビール好きになっていた。
そして、クラフトビールに詳しくなっている。
その息子が奥多摩のバテレビールを教えてくれた。
個性的なビールを作っていて、
どれもこれも味が特徴的で、いろいろ試したくなる。
初めて飲んだのは、そんな息子からのプレゼントだった。

奥多摩駅前に醸造所があり、カフェもあると言う、行ってみたいね。と息子と話していた。



大学から一人暮らしをしている息子は
私の元へはあまり来てくれない。
LINEでケーキを焼いたよ、ちらし寿司だよーと、写真を送ると

「お、美味しそう!食べたい」

と言って仕事帰りに家に寄ってくれたりするぐらい。

そんな息子を
奥多摩バテレビールで釣った。笑

「あったかくなってきたから、奥多摩にバテレビール飲みに行こうよー」

「おー、いいねー」

2つ返事で予定が決まった。

ビール飲むだけじゃもったいないから、
奥多摩の河原で
バテレビールを飲みながらテント広げてデイキャンプ、温泉入って、バテレビールのカフェに行く。
と予定を詰め込んだ。


奥多摩駅で息子と合流する。

「電車の中、お母さんみたいに短パンにリュクの人、いっぱいいたよ。」

と笑う息子と、駅前のバテレビールのショップに入る。

土日営業のバテレ店舗

2人ぐらいしか入れないこじんまりした店内、ショーケースから好みのビールを4本買って、

500mℓ4本で3700円くらい。

河原に向かう。
氷川キャンプ場だ。

私は最近テントを買った。
テント泊登山用の軽いやつ。それを初めて広げる。
息子も楽しそう、ここにポール通して、
ペグはここに打つみたいと、説明書を読みながら組み立てる。

意外と簡単に立ち上がったニーモのテント
全室が広いアトム2P

テントの前でご飯にしましょう!
ガスバーナーで野菜とサバ缶のカレー

玉ねぎ、ニンニクをスライスして
油で炒める。
カレー粉とスパイスを振り入れ、炒める。香りが立ったら、薄切りにした茄子とズッキーニを炒め、トマト缶とサバ缶を入れ(サバ缶は水煮、汁ごと入れる)
グツグツ煮込む。

その間に、100均の固形燃料を使ってメスティンでご飯を炊く。
固形燃料1個でご飯が上手に炊けるらしい。初挑戦。

風避けのために、息子がかまどの様に岩を組んでくれた。

火が消えるまで待ったらご飯はふっくら美味しく炊けていた。

バテレビールを開けて、

「カンパーイ❗️」

全ての味をまとめる魔法の調味料、
しょうゆを回し入れて出来上がり

太陽の下、バテレビールが爽やかで美味しい。
スパイスの効いたサバ缶カレーが美味しい。

4缶、味の違いを楽しんだ。
飲み終わった缶を川の岩の上にきれいに並べて写真を何枚も撮る息子。

缶が川の水に映り込んで
テントとバテレ

テントの中でゴロゴロしたり、
川の水に入ったり、
ソーセージを固形燃料で炙って食べたりして、楽しんだ後、
テントを撤収して、川にかかる橋をわたって「もえぎの湯」へ温泉に入りに行く。

この先に温泉がある
意外と怖がりの息子
橋の上からキャンプ場を臨む

ツルツルのアルカリ温泉で汗を流して、
また汗かいて、
バテレカフェに向かう。

駅前のバテレのショップにはたくさんの人が集まっている。
カフェはそのショップの横の細い路地を進んだ所にある。

カウンターで注文して、都度お金を払う方式

ショップで売っているビールとは違うビールが揃っている。
いろいろ気になる。


再び

「カンパーイ❗️」
「やっと、来たかったバテレに来れたー」

と嬉しそうな息子に、私も嬉しい。

それぞれ2杯目、グレープフルーツの様な香りのフルーティなビール
それぞれ3杯目
飲んだやつに⭕️

IPAはねーとか、
スタウトは黒ビールじゃないんだよ、とか、ビールのうんちくを教えてくれる。
黒ビールで苦いのかと思っていたビールが、チャイの香りでコクがあってとっても美味しかった。(だからね、スタウトは黒ビールじゃないんだよ)

ラストオーダーの時間まで、
息子とバテレビールの味を楽しみ、作り方について語り合い、写真を撮り、楽しい時間を過ごした。

息子と2人、こうして出かけるのは本当に久しぶりで楽しかった。
彼女もいて、彼女と過ごす方が楽しいだろうに、こうして付き合ってくれ嬉しかった。

楽しついでに、酔っ払いついでに

「一緒にテント泊登山する?」

と今度はテントで釣ってみる、笑

上手く釣れるかな?
いつまで母に付き合ってくれるかな?
子離れしたつもりが、未練たっぷりの母でした。

最後の一杯


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