有意義な援農の時間
今日は、
畑友達のMちゃんから、以前から誘ってもらっていた秦野の「すすき農園」さんに援農に行ってきた。
無農薬、無化学肥料で野菜を育てている農家さんだ。
「すずき」という名前から
何故か?失礼ではあるが、年配のオーナーさんをイメージしていたら、
イケメンマッチョなオーナー(イケメンマッチョ好き)鈴木さんが、
急に寒くなって、今朝は氷が張ったというくらい寒かったにもかかわらず半袖Tシャツで私達を出迎えてくれた。
真っ黒に日焼けしたすずきさんに案内されて、こちらのニンニクの畝の草取りをお手伝い。
「もうちょっと丁寧に、お願いします」
と、大きな雑草だけ抜いて終わりにしていた私達に、雑草の取り方を教えてくれる。
土を手で掘り起こして、
双葉が出たくらいの小さな雑草も、根ごと取り除き、根に付いた泥は目の荒いザルでふるい落とす。
「ここまで丁寧に、雑草とりしてなかった」
と私。
「そもそも雑草とりがはじめてかも?」
とMちゃん。(Mちゃんは不耕作農法で野菜を育てている)
野菜が芽を出して、小さいうちは雑草をしっかり取ってあげないと、雑草に負けてしまう。ある程度大きくなったら、ここまで雑草を採ることはしなくていいそうだ。
そう聞いて、
私の畑の春菊の畝が、雑草に占領されつつあるのを思い出す。
(あー、春菊の周りの草取りしたい)
鈴木さんと、私達3人で
ニンニクの芽と、同じ高さに成長した雑草を取り除きながら、
いろんな話をさせていただいた。
野菜の作り方はもちろん、
サラリーマンから転身して、農家になっての苦労と楽しさ。
お野菜の売り先、お客様とのお付き合いと距離感と、楽しさ。
一番苦労したのは
やはりお野菜達の売り先だったと、
リアルなお話も聞かせて頂いた。
愛情たっぷりに丁寧に野菜を育てている鈴木さんには、やはりお野菜愛の強い方々がお客様になられているようだ。
曲がったきゅうりでも買い取ってくださる、廃棄する野菜は全然なくて、流石に売れないなと思う物はご自身ご家族で食べるという。
地球環境にもやさしい。
雑草取りをしている畝の後ろには、プチトマト、アイコの畝がある。そんな鈴木さんが育てたプチトマトは、とっても甘かった。
虫が大好きという鈴木さん
虫の話になると、目がキラッと輝き、知らない虫の名前が飛び出す。
害虫と益虫の関係もとても興味深かった。
(スズメバチは肉食なのでミツバチを捕食するので、養蜂をやる上では害虫だが、畑ではさまざまなイモムシ達を食べてくれる益虫だということ、今後、養蜂をやる上で、上手く共存していきたいと思った)
そして、
私も畑に作ろうって思ったのが、こちら↓
細い竹を束ねて作ったいろいろな蜂達(蜂の種類は900種)の巣
この竹の枝の穴に、何とかという蜂がイモムシを運び込んで、卵を産み、幼虫達の餌にするのだという。
害虫駆除に、一役かってくれるというわけだ。
どんな蜂が集まるのか?見るのも楽しみだなぁ。
そんなこんな、お昼を挟んで草取りしてたら、
あっという間に、夕方に、
サツマイモと、スティックセニョールをお土産にらもらって帰路についた。
鈴木さん、
今日は一日ありがとうございました。
また、遊びに行きます。
生きるとは?
やりたいことは?
どう生きたいのか?どうありたいのか?
お金とのバランスは?
私はこれから養蜂を始める。
はちみつに興味がある人に、どの様に、このはちみつを届けるか?
私もそろそろ腹をくくるらなければ。
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