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80 病み そしてまさかの

伊織さんはワタシに沢山沢山お水を飲ませる
イミはあるのか?
ワタシは分からない
その後お風呂に一緒に入る
ワタシは伊織さんに洗ってもらう
敏感なトコロに手がきた時にワタシはまたうずうずする
伊織「さくらちゃん……やばいな
ごめん…こんな長く続くなんて思わなかった……」
ワタシ「謝るなら入れてよ」
伊織さんは性格が変わってしまっているワタシに戸惑っている
ワタシだってアタマの中ではおかしくなっているのは分かっている

伊織さんは入れてくる
ワタシは愛が貰えたみたいで嬉しかった
伊織「さくらちゃんがこんなに求めてくれるんならまたやってもいいかな……
と、つぶやいていた
お風呂から上がってからずっと伊織さんの携帯が震えている
伊織「何や?しつこいな」
伊織さんは面倒くさそうに電話を取りに行く
伊織「はっ?龍星?お前久しぶりやん!えっ?何て?」
ヤバい
龍星だ
今日の事喋られるのだろうか
ワタシはドキドキドキドキしていた

伊織さんは慌てて「さくらちゃんすぐ戻るから待ってて!」
……と言い出ていった

ワタシ……
急な倦怠感みたいなんがやってきた
前と一緒だ
しんどい
ダルい
吐き気がする
ワタシは洗面所に吐きに行く

*キモチワルイ*
ワタシはダラダラと寝転がって
ずーっと床の線をなぞっていた

寂しい
あの時は皆居たからなのか?
それとも下から入れられたからなのか?
床の線を辿っていったらお家に着いた
ミニチュアのお家
こんな物が本当にあるとは思ってはいないのだが
ミニチュアのお家を探る

…誰も居ない
寂しい
また吐き気がする
ワタシは洗面所と行ったり来たりしていた
ダレカの呼ぶ声が聞こえる
伊織さん?
*おいでよ。*
*おいでよ*

ワタシはそちらを向く
何も居ないし誰もいない
すると、急に
*シニタイカ*
とお父さんの声が聞こえた

ドキドキドキドキドキドキドキドキ
*どうしようどうしよう*

その時バンッと伊織さんが急に帰ってきた
ワタシはころされると本気で思った
伊織「…さくらちゃん……」
…なんでなにもいわないの?
伊織さんはワタシに触れる
伊織「龍星に聞いたよ。俺の事噂になってるんやって。
で、さくらちゃんにもやらせてないんか?って聞かれてやらせてしまったと答えた」

龍星……言わなかったんだ
伊織「俺おかしくなっているの分かってる。やめるよ。さくらちゃんごめん……」
よくよく見たら伊織さんは顔から何から殴られた痕がある
ワタシ「うん……よかった」
またキモチワルクナル
洗面所に走る
吐く

伊織「…さくらちゃん?もしかして
出来た??」
えっ?
伊織「やばい。薬抜くわ。まだ末期じゃない。明日病院一緒に行こう?」
ワタシ「クスリばれちゃうよ?」
伊織さんは承知の上だった
続く

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