第一稿は「一番悪いものを描いてやる」ってぐらいがちょうどいいって話
「書くことは、書き直すことである」
ハリウッド式脚本術の権威であるシド・フィールドは自身の著書『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと ~シド・フィールドの脚本術~』でその格言を載せています。
作品は第一稿ができてからが本当のスタート。そこからの第二稿、第三稿……書き直しが本当の作業(地獄)だぜってことですね。実際ハリウッドの脚本は何度も何度も書き直し(リライト)作業が行われるのが常識で、場合によっては複数の脚本家が同時に書き直しをやり、コンペでいいものを採用する