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eスポーツと都知事選が関係ないなんてとんでもない!!

これを書き始めているのが令和2年7月6日です。

昨日、7月5日に何があったのか。
そう、東京都知事選挙の投開票日はこの日なんですよ。

現職の小池百合子都知事が再当選しまして、インターネット上でも大いに湧いております。

そんな中、あるeスポーツコミュニティでVALORANTをしながら都知事選の話になりました。

その時は野良2人、私ととあるeスポーツチームの代表2人でアンレートで楽しく遊んでいたのですが、ふと私が同じ東京住みである二人にVCで質問をしました。

「今日投開票日だけど、誰に入れたの?」

「いや、どうせeスポーツに関係ないだろうし興味ないっす。」

_人人人人人人人人人人人_
> eスポーツに関係ない <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

「その認識はやばいですよ。」

という話をしたら「なんでですか? 選挙とeスポーツ関係ないですよね? だって、今回の立候補者みんなコロナとかパチンコがとかなんとか言ってるだけじゃないですか。eスポーツに関係するようなこと一切言ってなかったからeスポーツに恩恵受けられないならいいやと思ってるんですけど。」

こう返答されました。

ビジネスでやろうとしているeスポーツチームのリーダーがこれはやばい!

ということで、今回は選挙はeスポーツと関係無いわけじゃない。
ということを題材にお話させていただきます。

まず、政治家はなにをしているのか。

政治家の仕事って何か知ってますか?

日本の政治家は国民みんなを代表して政治に携わっています。
代議士とかいう言葉を聞いたことありませんか?

ようは、民主主義国家なので、国民の言葉を代弁して政治を行い、日本を良くする政治を行うのが日本の政治家になります。

主な仕事内容として法律を作ること。
国会議員なら法律ですし、地方議員であれば条例を作ります。
そして、予算の決定や政策の決定などです。

もう頭のいい人ならお気づきですよね。

香川県の条例を作ったのは香川県議です。
つまり、香川県の政治家が例のゲーム条例を作ったわけです。

ね? eスポーツにものすごく関わるでしょ?

さらに、予算のことについても触れておきます。
東京都は予算5000万円の東京eスポーツフェスタを開催しました。
これは小池都知事主導で行われ、eスポーツが新しい産業になってきているとして、予算を策定されました。

つまり、都知事がeスポーツ産業について興味を持っていなければ、ビックサイトで行われたあの大きな催しは開かれなかったということになります。

これが小池都知事ではなく、別の人が都知事であり、eスポーツに興味を持っていなければ、東京都がeスポーツを盛り上げるために必要な予算を出してくれないということになります。

だからといって、今回の選挙で絶対に小池都知事に表を入れなければならなかったということを言いたいのではなく、都知事が誰になるかにより、eスポーツに対する予算を割いてくれるかどうかが決定するから、先行者としてプロのeスポーツビジネスマンになるのであれば、立候補者の普段の発言や動向、政治に対する考え方について調べ、自分の目で見て考えて、共感したり、自分の目的の助けになってくれるかもしれないと思ったりすれば、その人に投票するということは必要だと思います。

実際に私は今回小池都知事じゃない立候補者へ票を投じました。
それは普段の発言から私の目的達成のために手助けになってくれる可能性が高いだろうと感じたからです。

政治に関わらないのに政治や国に対して文句を言うのは間違っている。
eスポーツに対してもっと国はこうするべきである。と言っている選挙権を持っている人に対して「選挙行ったの?」と聞いたら「行ってない。」と。

政治に参加していないのであれば政治を語るべきじゃないと感じます。
もっとeスポーツを良くしようと思っているのであれば、政治に参加することは重要ではないかなと。

もっと言えば、政治家になって、自分で政治を変えてしまえばいいのです。

僕も気になって読んでいた本を共有しておきますね!

東京都だけの話じゃない

何も東京都に限った話じゃありません。

例えば、11月8日は富山県、11月11日は岡山県、12月8日は栃木県の知事が任期満了します。
もちろん、これに伴って知事選挙が行われるわけです。

例えば、富山県の財政に余裕があり、町おこしを含めて県を盛り上げたいから予算を制定しよう。
という話になった時、知事によってその予算の使いみちが変わってくるわけです。それがeスポーツに興味があり、可能性を感じているということであれば、eスポーツでイベントを開催することになるでしょうし、そうでもなければeスポーツで開催を行うわけがありません。

もちろん、その人がeスポーツに興味があるのかどうかを見抜くのは難しく、人の心なんて読めないので予想でしか投票をすることができないこともあるでしょうし、そもそも立候補者全員がeスポーツに興味なさそう。というパターンもあるでしょう。

しかし、自分の住んでいる地域を素晴らしい方向に、もっと言うのであればeスポーツに適した環境に進めてくれそうな人を見定めることや、eスポーツに対して不利益をもたらす条例を作らないだろうという人へ投票することはできると思います。

これは知事だけでなく議会議員にも同じことが言えます。

とにかく不利な状況を作りたくなければ、自分たちが選挙に参加して、自分達に不利益を被らない政策や考えを持っている人に表を投じる他ないと考えています。
たとえその人が落選しようが、あなたの分身である票を投じたことに意義があるのです。






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