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君たちにeスポーツは必要なのか

eスポーツはスポーツなのか、
とか
社会でeスポーツは必要なのか、
とか

個人的な感情を申し上げさせていただきますと、正直今の日本eスポーツはもうそんな低次元の話をしていていい段階ではないと思います。

日本では2018年にeスポーツ元年と言われておりますが、eスポーツの歴史でもお話したように、世界的には2000年から使われている言葉です。

<eスポーツの歴史と日本がeスポーツで遅れている理由>

eスポーツはスポーツなのかどうか、社会でeスポーツは必要なのかどうかなんてものを話していてる間は前に進まないなぁっと思ってます。

私みたいな汎ゆるeスポーツ関係者がこれらのことについて話をして、これについて結論が出ていたりしています。

eスポーツの社会的意義について、経済産業省が「eスポーツの経済効果と社会的意義」という題名の画像を出してるくらいです。

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「社会的意義あるの?」
という問いに、経済効果を超えた様々な社会的意義を内包しているのではないか。と、経済産業省が公表している「eスポーツの経済効果と社会的意義」に記載されてますよ。

これで終わる話です。

eスポーツはスポーツなのか。
ここでよく言われるのが「スポーツじゃない」という意見です。

理由は「体を動かしていない」から

そうか、たしかに日本ではそういう意見になっても仕方ないな。
そう思って、私はそう言っている人のTwitterを少し覗いてみました。

すると、どうやら囲碁が趣味のようで、囲碁の画像とか囲碁についてよく語っているツイートが散見されました。

その中のツイートに「囲碁というマインドスポーツは世界に認められるべき」というものがありました。

笑止千万

囲碁は体を動かす競技じゃないんですけど、それはスポーツなんですか?

そう問いたかったんですけど、か弱い私はそんなことできませんでした。

eスポーツでないといけない理由

この記事を読んでいただいているあなた。

もし、eスポーツに関係する活動をしている人であるのであれば、僭越ながら問いたい。

「なぜ、あなたは今eスポーツ関係の活動をしているのか。」

もちろん、ただ「好きだから」とか「強くなりたい」からとかいう親の声より散々聞かせた理由は除外します。
そういう薄い層を対象にして聞いているわけではなく、これから濃くeスポーツに関わっていこうと思っている、若しくは現在関わっている人にお聞きしたい。

この質問をされてしっかりと自分の中での答えをもって回答できる人は、命がけでeスポーツに関わっている人間なんだなと思います。

それも、時間指定されてその制限時間に応じた長さの回答ができる人は本物ですね。

私の場合一言でまとめると「日本の活性化のため」

少し長く言うと

「eスポーツは真のバリアフリスポーツであり、バリアフリスポーツとは老若男女、身体の事由不自由に関係なく、誰もが平等に関わることが可能である必要がある。この条件に適しているのはeスポーツの他に多くあるとは思えない。真のバリアフリスポーツの特徴として、プレイ環境さえ整っていれば誰でも参加できる。その為、人口増加が見込まれ、一つの市場として幅広く社会的意義を有する。これにより、直接的な市場だけでなく、波及的な市場、エコシステム領域にまで影響を与えることができる。また、eスポーツと呼ばれるゲームタイトルの殆どはその思考力が重要である為、人が物事を考える時の基礎を養うことができると私は考えており、この思考力を養うということを小学生時代から行うことにより、思考力の向上による新たな発想で日本経済を支える人材が現れると考え、eスポーツが地域は勿論、日本の活性化につながると考えているので、eスポーツ関係に携わっている。勿論、様々な弊害や課題があるのは承知の上だが、それを解決するのが私の使命であり、私のやりがい。」

と答えます。

時間無制限とか言われた日には3徹確定演出ですね。
地獄の底でも地の果てまででも付き合ってもらいますよ。

eスポーツプレイヤーとして食べていきたい。

eスポーツ関係の仕事がしたい。

こういう相談がほぼ毎日のように私のツイッターへDMが来ます。

しかし「なぜ?」と問い返すとまともな答えが返ってきません。
それ、eスポーツじゃなくてもいいんじゃない?
という回答ばかりです。

君たちにeスポーツは必要なのか

実は、幼稚園から高校卒業までは電車が大好きだったんです。
関西の電車であれば、モーター音聞いただけで電車の車種を言い当てられるくらいのキチガイでした。

勿論、電鉄会社に就職する人生設計は立ててあり、高校生の時に求人が来ていた関西の大手電鉄会社へ就職しました。
まぁ、工場勤務するより駅員の方が良いと思ったのもあります。

そこで、実際に駅員になってこう思ったんです。

「本当に俺は駅員でいいのか?」

人生において、電車のことを眺めて、実際に制服を着て運転することが俺に必要なことなのか。

急に悟りだしたわけです。
ほんと、自分でもびっくりするくらい。

その疑いと葛藤を抱えながら私は日々を過ごして、ストレスで肺に穴が空いて倒れてしまい、そのまま退職しました。

退職後、半ニートと家がない生活をした後に1つ目の会社を立ち上げた時
「あれ、電車を見ても何も感じなくなったな。」
となりました。

つまり、私の人生に電鉄というものは必要なかったんです。
あまりに好きなばかりに、盲目になっていただけだと気付かされました。

eスポーツに盲目じゃないですか?

信念を持ってますか?
夢があり、その夢は社会貢献できるものですか?

もしもeスポーツがこの世になかったら自分はどういう行動をするだろうかということを考えてみて、それでも明確な理由があってeスポーツが必要であるというのであれば、あなたの志を貫いてください。

志とは、社会貢献できる夢のことを言います。

そんなeスポーツで志を持っている皆様を私は勿論私が運営している株式会社chouette一同は心より応援、支援します。


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