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自由の許可を出すのは誰だろう?

マクドナルドで耳にした幼児とお母さんの会話

「ママ、遊んできていい?」
「うん。いいよ」

一見、どこにでもあるような
何げない会話だけど
親が許可を出しているのに
気づくでしょうか?

親の許可のもとに遊んでいる限り
この子は、親にとって「いい子」です。

ところで
この時に、ママがダメと言ったらどうなるのだろう。

いやだ
遊ぶ!!

私は、職業柄
そういう子どもの声を聞くと
嬉しくなります。

これぞ「子どもの意思」だと思うのです。

さあ、こんなお互いの利害が異なる時に
何が大事でしょう。

子どもの気持ちを受容することが大事と
最近、よく言われています。

だからと言って
親が本当は嫌なのに
「いいよ」と言ってしまって
親が目一杯にストレスを感じてしまうのは
健全とは思えません。

なんでもOKではなくて
大人の正直な気持ちを伝えることも
とても大事だと思います。

とは、言いながら、ダメなものはダメと
子どもに有無を言わさずに決めてしまうのも
違うと思います。

そんな時こそ、お互いに交渉する対話が
大事だと思います。

お互いの気持ちを出し合う。
譲れるところ
譲れないところ
は何か?

お互いに納得できることを
考え出すこと。

それこそが
意見を重ね合う
デモクラティックではないでしょうか。

話しているうちに
返って、たくさんの時間がかかってしまい
あちゃーと思うこともあります。

でも、そんな体験も含めて
それでも納得できるように
話し合うことがすごく大事だと
私は思います。

この教育に出会う以前は
そうは思いませんでしたし

そうは思えませんでした。

できるだけ人との対立を避けて
相手の気持ちを察して
できるだけ相手に協力しあって、

そんなことを考えていたし
周りの人が自分に対しても、
そうしてくれるべきだと期待していました。

日本には察する文化が確かに存在するけれど
空気を読むことも大事だけど

でも、本当の気持ちは声に出して
伝え合わないとわかりません。

相手のこと、
自分のこと
両方を満足させるような新しい提案を考え出すこと

それが、人と共に生きているということでは
ないでしょうか。

なんて面倒くさいことでしょう。
でも、こんな風に一つ一つのことに
丁寧に時間をかけていくから
そこに信頼が生まれていくのだと思います。

「人を大切にしましょう」
これは大切な徳目として
家庭教育、学校教育で大事にされます。

ところで、もっと大事なことは
自分を大切にすることです。

自分を大切にできる人が
相手のことを大事にする時に
気持ちよく大切にできます。

自分をそっちのけにして
人を大切にしようと思う時
そこには必ず無理が生じて
長続きしなくなります。

自分を大事にして
相手も大事にする

そんなお互いの納得を作った中で
過ごすからこそ
一人で自由に過ごす時とは
一味違った
大きな自由を楽しめるのではないだろうか

そんなことを
考えながら

スタッフとして毎日を過ごしています。


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