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秘書が考える 褒められることとモチベーションの関係
人を褒めるといってもいろいろあります。ここでは、上司が部下を褒めることを例にとります。
本当に自分のことを認めてくれているんだ、ちゃんと見ていてくれているんだと感じさせられる、選りすぐりの褒め言葉、それは人の心にずっと残るものです。そして、上司は褒めることで部下のモチベーションを上げることも可能だと思います。
こういうときはこうすべきなんだよ、とか、一方的に言われるよりもずっと人を動かすことがあります。「〇〇さんの意見はいつも参考になるんだ、どう思うかを聞かせてほしい。」と言うのも、褒め言葉のひとつだと私は思っています。それはつまり、わたしはあなたの答えを大事にする用意がありますよ、わたしはあなたの答えに関心がありますよ、と言ってくれているのと同じだからです。
私の以前の上司がよくそのように褒めてくださっていて、私はこの人の信頼に応えたいと思い一生懸命考えて意見を述べさせていただいたものです。
誰かに自分のことを紹介してくださるときも、普段こんなふうに自分のことを思っていてくださっていたのかと感じる、褒め言葉のひとつだと私は思っています。私の上司が「〇〇さんは、この会社の大事な秘書。私の信頼を100%得ている人です。」と他の人に紹介してくださったとき、この方のためにこれからも頑張りたいという気持ちが出てきました。
人を動かす褒め方 = ここでもまた、「人間力」が大切になってくると感じます。
例えば上司が部下を褒めるには、まずは部下をよく観察し、どんなに自分が忙しくても、プレッシャーの中で疲れ果てていても、部下のことをちゃんと見るという器の大きさ、心の余裕が要ると思うのです。 あなたをちゃんと見ているよ、認めているよ、という気持ちは、まなざしや声の調子などでも、部下に必ず伝わるものだと信じています。
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