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本日の一曲 vol.435 サイモンとガーファンクル ボクサー (Simon & Garfunkel: The Boxer, 1970)

サイモンとガーファンクルは、1941年10月13日生まれのポール・サイモン(Paul Simon)さんと同年11月5日生まれのアート・ガーファンクルのデュオ・グループです。2人は同級生で小学6年生のときからグループ「トム&ジェリー」を結成し、1958年には「ヘイ・スクールガール(Hey Schoolgirl)」をヒットさせました。

2人は、大学進学後、学業に専念していましたが、1964年に「サイモンとガーファンクル」として再デビューしました。デビュー当時はあまり売れなかったものの、「サウンド・オブ・サイレンス(Soud Of Silence)」、「スカボロー・フェア(Scarborough Fair)」、「ミセス・ロビンソン(Mrs. Robinson)」などの大ヒット曲を出しました。

しかし、1970年にリリースされたアルバム「明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water)」を制作していたころから、2人の間に音楽的な意見の対立が生じ、アルバム自体は大ヒットしたものの、このアルバムを最後に2人の活動を停止し、それぞれソロになってしまいました。

本日ご紹介する「ボクサー」は、このアルバムからのシングルカットです。「ボクサー」とは、比喩であり、試練や困難に耐えながら何度でも立ち上がって戦うという曲です。

一方、アルフィー(THE ALFEE)は、坂崎幸之助さんが1954年4月15日生まれ、高見沢俊彦さんがその2日後の4月17日生まれ、桜井賢さんが早生まれの1955年1月20日生まれで、高校、大学時代に3人が知り合い、バンドを結成して1974年にデビューしたバンドです。以降、(端折りますが)「メリーアン」などの大ヒット曲を出し、現在もなお3人の不動のメンバーで活動中です。今年には50周年のコンサートがありました。

アルフィーは坂崎さんと桜井さんがフォーク出身、高見沢さんがロック出身といってよいかと思いますが、40周年のときにサイモンとガーファンクルの「ボクサー」を披露していました。完全に復元されていて、アルフィーの原点だったのだなと感慨深い気持ちが湧いてきます。

サイモンとガーファンクルのお二人は1940年代生まれ、アルフィーの皆さんは一回り下って1950年代生まれですね。

ポリス(The Police)の1978年のデビュー・アルバム「アウトランドス・ダムール(Outlandos d'Amour)」から「俺達の世界(Born In The 50's)」です。

(by R)

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