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本日の一曲 vol.128 チャイコフスキー バレエ「くるみ割り人形」 (Peter Ilyich Tchaikovsky: The Nutcracker Op.71 1892, in Mariinsky Theatre 2012)

もうすぐクリスマスですね🎅🎄

チャイコフスキーさんのバレエ「くるみ割り人形」の公演も目白押しです。

あらすじは、主人公のクララがクリスマス・イブのパーティーでドロッセルマイヤーおじさんからプレゼントとしてくるみ割り人形をもらいます。ところが、クララのお兄さんがくるみ割り人形を壊してしまうのですが、クララがこれをおじさんに直してもらいます。パーティーが終わり、12時を過ぎてクララがクリスマス・ツリーのところに置いてあったくるみ割り人形を見に行くと、くるみ割り人形が動き出し、押し寄せたネズミの軍隊と戦い、これを打ち破ると、くるみ割り人形が王子様に変身。王子様はクララをお菓子の国に招待し、お菓子の国に到着すると、こんぺいとうやらチョコレートやらが踊りを披露し、朝になってクララは夢から覚める、というお話です。

オペラと違い、バレエにはセリフや歌がなく、すべてダンサーの踊りと音楽で表現するのですが、バレエを初めて観るには、この「くるみ割り人形」はとてもわかりやすいバレエだと思います。

YouTubeに2012年のサンクトペテルブルク・マリインスキー劇場公演の動画がありましたので、これをご覧になってみてください(動画の埋め込みができませんので、YouTubeのサイトでご覧ください)。

チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」(全2幕、マリインスキー劇場)

「くるみ割り人形」の音楽は、特に、第2幕のいろいろな踊りや花のワルツは日本でも最も有名なチャイコフスキーの音楽だと思います。オーケストラやピアノの演奏会でも「くるみ割り人形」の組曲としてよく演奏される演目です。そんなときでも、一度、バレエを見ておくと、音楽だけ聴いても、その情景が思い出され、とても楽しく聴くことができますので、クリスマス前に動画でご覧になるのもとてもよいかと思います。

また、ピアニストにとっては、バレエ・ピアニストというお仕事もありますね!

PianoMan333さんの力作です。

(by R)



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