本日の一曲 vol.411 ローデ ヴァイオリン協奏曲など (Pierre Rode: Violin Concertos, 24 Caprice, 1813)
ピエール・ローデ
ピエール・ローデさんは、1774年2月16日にフランスで生まれたヴァイオリニスト・作曲家で、ヴィオッティさんの弟子に当たります。
ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven)さんのヴァイオリン・ソナタ第10番(Violin Sonata No.10 Op.96, 1812)は、ルドルフ(ルドルフ・ヨハネス・フォン・エスターライヒ)大公に献呈され、大公はローデさんと初演を行いました。
アンネ=ゾフィー・ムター(Anne-Sophie Mutter)さんのヴァイオリンとランバート・オーキス(Lambert Orkis)さんのピアノによる演奏のプレイリストです。
ローデさんの曲というと、ヴァイオリニストにとっては避けて通れない「24のカプリース」が一番有名ですが、コンチェルトも13曲ほどあります。練習曲として弾かれるのは、第7番と第8番かと思いますので、この2曲を紹介します。
ヴァイオリン協奏曲第7番
フリードマン・アイヒホルン(Friedemann Eichhorn)さんのヴァイオリンとニコラス・パスキエ(Nicolás Pasquet)さん指揮南西ドイツ放送管弦楽団(South West Berman Radio Orchestra, Kaiserslautern)の演奏です。
第1楽章 Moderato
第2楽章 Adagio
第3楽章 Rondo
ヴァイオリン協奏曲第8番
フリードマン・アイヒホルンさんのヴァイオリンとニコラス・パスキエさん指揮イェーナ・フィルハーモニー管弦楽団(Jena Philharmonic Orchestra)の演奏です。
第1楽章 Moderato
第2楽章 Adagio
第3楽章 Allegretto moderato con spirito
ヴァイオリン協奏曲全集
アイヒホルン盤は全集になっていますので、そのプレイリストです。
24のカプリース
参考までに24のカプリースのプレイリストを貼っておきます。
オスカー・シュムスキー(Oscar Schumsky)さんの演奏のものです。
アクセル・シュトラウス(Axel Strauss)さんの演奏のものです。
(by R)