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本日の一曲 20世紀前半のクラシック音楽

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連載「本日の一曲」のうち、1901年~1950年のクラシック音楽をまとめました。
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#ストラヴィンスキー

本日の一曲 vol.306 ストラヴィンスキー 日本の3つの抒情詩 (Igor Stravinsky: 3 Poésies de la lyrique japonaise, 1913)

イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971)さんは、1910年、バレエ・リュスを率いるセルゲイ・ディアギレフ(Sergei Diaghilev, 1872-1929)さんの依頼を受けて、「火の鳥(L'Oiseau de feu)」を提供し、1911年には「ペトルーシュカ(Pétrouchka)」も提供して、若手劇場作曲家として有名になっていました。 当時のパリでは、日本趣味が流行しており、ストラヴィンスキーさんも、自宅の壁を日本の版画で飾り、日本の詩を読んだりしたそう

本日の一曲 vol.88 ホルスト 惑星 (Gustav Holst: The Planets, 1918)

本日の一曲でご紹介するのは、もしはじめてオーケストラによるクラシック音楽のコンサートに行くとしたら、どの曲の演奏を聴きにいったらよいか、というお話です。もちろん筆者の独断による見解ですので、参考程度にしておいてください。 ともかくクラシック音楽のコンサートは、少なくとも30分程度は黙って座って聴く、というのが大前提であり、しかも弱音部分もけっこうありますので、ただでさえ心地よく、そのまま睡魔に襲われるということはごく当たり前です。ですので、できるだけスリリングな曲がよいので