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2023年12月の記事一覧
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本日の一曲 vol.144 ポリス インヴィジブル・サン (The Police: Invisible Sun, 1981)
今年、2023(令和5)年8月10日から始めました「本日の一曲」も、今年最後になります。 本日ご紹介するのは、ポリスの4枚目のアルバム「ゴースト・イン・ザ・マシーン」に収録され、ヨーロッパでシングル・カットされた「インヴィジブル・サン」です。日本とアメリカではシングルにはなりませんでした。 この曲は、スティング(Sting)さんが1981年の北アイルランドでおこったハンガーストライキに触発されて、どんな状況でも「見えない太陽があるはずだ」ということを歌ったものです。 日
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本日の一曲 vol.142 フェイセズ ステイ・ウィズ・ミー (Faces: Stay With Me, 1971) ロッド・スチュワート来日記念
ロッド・スチュワートさんが来日するそうです。 ロッドさんは、1945年1月10日生まれで、20代のころ、ジェフ・ベック・グループやフェイセズなどのバンドを経て、1975年からはソロとして活動してきました。ソロになってからのヒット曲は本当にたくさんありますが、本日は、フェイセズの名曲「ステイ・ウィズ・ミー」をご紹介します。 フェイセズは、スティーヴ・マリオットさんがスモール・フェイセズから脱退し、残されたメンバーがロッドさんと、現在ローリング・ストーンズにいるロン・ウッドさ
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本日の一曲 vol.141 ちょっと考えさせられるバラード (1/5) レーナード・スキナード フリー・バード (Lynard Skynard: Free Bird, 1973)
レーナード・スキナードは、アメリカ・フロリダ州出身のいわゆるサザン・ロックのバンドです。本日ご紹介する「フリー・バード」は彼らの代表曲とされる曲です。「Lynard Skynard」という奇妙なバンド名は、メンバーが通っていた高校の頭髪に厳しい体育教師の名前「Leonard Skinnerd」をもじったものだそうです。 フリー・バードの歌詞の大意は、「俺は自由な鳥だから、あばよ、ベイビー」という歌なんですが、どうなんでしょう? 先の動画は1977年7月2日のライブですが、
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本日の一曲 vol.140 ガーシュウィンのヴァイオリン曲 (George Gershwin: Tunes played by violin)
ジョージ・ガーシュウィンさんは、1898年生まれのアメリカの作曲家です。ジョージさんのお兄さんが作詞家のアイラ(Ira Gershwin)さんで、アイラさんが歌詞を作り、ジョージさんが曲を作るという共同作業をしていました。そこで、オペラ「ポーギーとベス」を始め、たくさんの歌曲が作られました。 ところが、ジョージさんは体調がすぐれず、1937年に38歳の若さで亡くなってしまいます。ジョージさんは、まさしく「モーツァルト以来の天才」だったと思います。 ところで、著作権の保護期
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本日の一曲 vol.139 イーグルス テイク・イット・トゥ・ザ・リミット (Eagles: Take It To The Limit, 1975)
先日、ドゥービー・ブラザーズを紹介しましたが、ドゥービーを紹介したならイーグルスも紹介しなければなりませんね。 ドゥービーは、高速道路を走るときの音楽でしたが、イーグルスは、やはりバラードでしょう。ドゥービーとは対照的です。バラードの中では、まず、珍しくベースのランディ・マイズナー(Randy Meisner)さんがリード・ヴォーカルをとった「テイク・イット・トゥ・ザ・リミット」です。 初期の名曲で、ドン・ヘンリー(Don Henley)さんがリード・ヴォーカルをとる「な
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本日の一曲 vol.136 ルインズ ハイデロマストグロニンゲム (Ruins: Hyderomastgroningem, 1995)
ルインズは、1985年にドラマーの吉田達也さん(1961年生まれ)が立ち上げたプロジェクトの一つで、ドラム1人、ベース1人の2人という変わった構成のバンドです。 筆者がルインズを知ったのは、ローリングストーンのサイトに「史上最高のプログレ・ロックの50枚のアルバム」というページがあり、そこにルインズの「ハイデロマストグロニンゲム」が挙げられていたことがきっかけでした。その50枚のうち、日本のバンドはこの1枚だけでした。 それで、聴いてみたところ、ブーストを効かせたベースと
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本日の一曲 vol.135 ヴィキングル・オラフソン タイニー・デスク・コンサート (Víkingur Ólafsson: Tiny Desk Concert, 2020)
はじめにヴィキングル・オラフソンさんは、1984年2月14日生まれ、アイスランドのピアニストです。今月来日公演を行ったばかりです。 Tiny Desk Concert著名なアーティストを呼んで、ホーム・コンサートを収録しているNPRMusicさんのTiny Desk Concert に2020年8月に出演されています。ご本人の英語でのお話もありますが、字幕の設定(英語の自動設定)をオンにして、ブラウザの翻訳機能を使うと多少はわかります😄 前島秀国さん推し前島秀国さんが推
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本日の一曲 vol.134 ドゥービー・ブラザーズ リスン・トゥ・ザ・ミュージック (The Doobie Brothers: Listen To The Music, 1972)
ドゥービー・ブラザーズは、1971年デビューで現在でも活動しているアメリカ・カリフォルニアのバンドです。「doobie」とは「マリファナ煙草」の意味だそうです。 活動歴が長いので、いろいろな曲がありますが、本日は4曲ほど紹介したいと思います。2枚目のアルバム「トゥールーズ・ストリート(Toulouse Street, 1972)」から2曲と、3枚目のアルバム「キャプテン・アンド・ミー(The Captain And Me)」から2曲です。 なぜこの4曲かと言いますと、なぜ
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本日の一曲 vol.133 ウッディ・ハーマンと彼のオーケストラ ウッドチョッパーズ・ボール (Woody Herman and his Orchestra: Woodchopper's Ball, 1938)
ウッディ・ハーマンさんは、1913年生まれのアメリカのジャズ・クラリネット奏者で、彼のビッグ・バンドのリーダーです。彼のバンドは、「ザ・ハード(The Herd)」と呼ばれていました。彼らの曲で、1938年、日本では昭和13年に録音された「ウッドチョッパーズ・ボール(木こりの舞踏会)」を紹介します。この曲のレコードは、当時100万枚を売り上げたそうです!1938年は、ウッディさんが25歳くらいになりますね。 彼のバンドの1964年ころの映像です。 この曲を1968年にイギ
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本日の一曲 vol.132 アラン・メンケン ディズニー・ソング・メドレー (Alan Menken: Disney Song Medley, 2011)
はじめに先日、アメリカの作曲家としてジョン・ウィリアムズさんを紹介しました。ジョンさんを紹介したなら、アラン・メンケンさんも忘れてはいけません。アランさんは、1949年7月22日、ジョンさんと同じアメリカ・ニューヨークの出身で、1967年の18歳の年にニューヨーク大学に進学し、1971年の22歳の年に大学の音楽学部を卒業しましたが、20代はなかなか目が出ず、30代でだんだんと仕事をこなすようになり、40歳のときの「リトル・マーメイド」の音楽で大ブレイクをしたのです。 以下
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本日の一曲 vol.131 マイケル・ナイマンのピアノ音楽 (Jeron van Veen: Michael Nyman Piano Music, 2017)
マイケル・ナイマン(Michael Nyman)さんは、1944年生まれのイギリスの作曲家です。マイケルさんは、作曲家として活動する前は音楽評論家として活動しており、「ミニマリズム(Minimalism)」の命名者として有名かも知れません。「ミニマル(minimal)」は、「マキシマル(maximal)」の反対語で「最小限」という意味で、「ミニマリズム」とは、無駄なものを削ぎ落としていき、本質的なものだけを残すという意味合いです。 マイケルさんは、1976年ころから作曲活動