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2023年9月の記事一覧
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本日の一曲 vol.52 ジェームス・ブラウン ファンキー・ドラマー (James Brown: Funky Drummer, 1970)
本日ご紹介するのは、「ミスター・ダイナマイト」「ファンクの帝王」ジェームス・ブラウンさんの曲です。彼の本当にたくさんある楽曲の中から、もはや終わってしまった「タモリ倶楽部」の名物コーナー「空耳アワー」の傑作とされる「ファンキー・ドラマー」です(問題の箇所😊は1:16あたりからです)。 お聴きになればおわかりになると思いますが、グルーヴ感のあるリズムに、旋律がほとんどない歌をのせ、ほとんどワン・コードで曲が進むという作りになっています。現在では、ヒップ・ホップ(Hip hop
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本日の一曲 vol.50 T.レックス ロウ・ランプ (T.Rex: There Was A Time / Raw Ramp / Electric Boogie, 1971)
本日ご紹介するのは、T.レックスという、かつてグラム・ロックと呼ばれていたムーヴメントの代表的なバンドで、マーク・ボラン(Marc Bolan)さんがボーカルとギターを担当していたバンドです。T.レックスの前身は「ティラノサウルス・レックス(Tyranosaurus Rex=ティラノサウルスの王)」というアコースティック・ギターとボンゴの2人組のバンドで、グラム・ロック(「グラム」とは「グラマラス(glamorous)」からきています)というよりは、フォーク・ロックといった感
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本日の一曲 vol.44 クリス・スペディング 夢のギター・ジャンボリー (Chris Spedding: Guitar Jamboree, 1976)
本日ご紹介するクリス・スペディングさんは、1944年にイギリスで生まれたロック・ギタリストですが、数多くのミュージシャンのレコーディングに参加するセッション・ギタリストとしての仕事が多かった人です。 そんな彼が1976年にご自身のソロ名義でアルバムを発表し、その中に本日の「夢のギター・ジャンボリー(Guitar Jamboree)」という1曲が収録されていました。この曲は、かわいらしいリズムとコード進行で、彼のギター・ヒーローのフレーズを弾きまくるという曲です。意外と人気の
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本日の一曲 vol.43 プロコフィエフ ヘブライの主題による序曲 (Prokofiev: Overture on Hebrew Themes, 1920)
先日(vol.38)は和の土俗的要素のある楽曲のご紹介でしたが、本日は西洋、ユダヤを感じる「ヘブライの主題による序曲」をご紹介したいと思います。 作曲者はS.プロコフィエフで、ユダヤ民族に伝わる旋律を取り入れ見事にユダヤを表現した1曲です。クラリネットによる、この曲のテーマフレーズとも言えるヘブライ(ユダヤ)を瞬時に彷彿させる特徴的なメロディから始まり、中間部にピアノとの弦楽器との美しいハーモニーが奏でられます。元々の編成はクラリネット、ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、ピ
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本日の一曲 vol.41 ベートーヴェン 交響曲第1番 (Beethoven: Symphony No.1, 1800, by Toscanini, Marcel Simader & Les Passions de l'Âme)
ベートーヴェンの交響曲第1番は、ベートーヴェンが29歳のときに作曲したものですが、ピアニストとして生計を立てながら、作曲の勉強をし、はじめての交響曲を作曲したということになります。初演は、1800年に彼自身の指揮で演奏されたようです。 まず古い録音ですが、ザクザクと音が鳴っているようなアルトゥーロ・トスカニーニ(Arturo Toscanini)指揮NBC交響楽団(NBC Symphony Orchestra)の1939年の演奏を紹介します。さすがに1939年の録音ですので