記事一覧
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145997031/rectangle_large_type_2_5cdb3c89a3893ebb0679bb89f46e9ad6.jpeg?width=800)
本日の一曲 vol.334 エマーソン・レイク・アンド・パーマー 未開人 (Emerson, Lake & Palmer: The Barbarian, 1970)
前回、キース・エマーソン(Keith Emerson)さんのピアノ協奏曲(Piano Concerto No.1)をご紹介しました。 本日は、ELPがデビュー当初からカバーしてきたクラシックの曲を拾っていきたいと思います。 エマーソン・レイク・アンド・パーマー (1970)ファースト・アルバム「エマーソン・レイク・アンド・パーマー(Emerson, Lake & Palmer)」に収録された「未開人(The Barbarian)」は、ベーラ・バルトーク(Béla Bart
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144700098/rectangle_large_type_2_7a75570b9ae2272b00cc13f50ffb6711.jpeg?width=800)
本日の一曲 vol.318 マイク・オールドフィールド チューブラー・ベルズ (Mike Oldfield: Tubular Bells, 1973)
マイク・オールドフィールドさんは、1953年5月15日生まれのイギリスのミュージシャンです。弱冠20歳のとき、1973年5月25日ににファースト・アルバム「チューブラー・ベルズ(Tubular Bells)」をリリースし、これが大ヒットしました。しかも、同年12月26日に公開された映画史に残るオカルト映画「エクソシスト(Exorcist)」のテーマ曲にも使われたことから、誰もが知る曲となりました。 ただし、日本で発売されていたシングル盤「『エクソシスト』のテーマ チューブラ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144090216/rectangle_large_type_2_c08b090c9974ababca965b342e608544.jpeg?width=800)
本日の一曲 vol.313 ミック・ロンソン ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート (Mick Ronson: White Light / White Heat, 1975)
ミック・ロンソンさんは、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)さんの盟友であり、ジギー・スターダスト(Ziggy Stardust)のザ・スパイダーズ・フロム・マーズ(The Spiders Ftom Mars)のギタリストでした。 デヴィッド・ボウイさんの映画にもなった「ジギー・スターダスト」のライブから、「フリークラウドから来たワイルドな瞳の少年/すべての若き野郎ども/ユー・プリティ・シングス~8行詩(The Wild Eyed Boy From Freeclou
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144019938/rectangle_large_type_2_beb7281cade1e6eb81a420a0db2ac56c.jpeg?width=800)
本日の一曲 vol.312 ミニー・リパートン ラヴィング・ユー (Minnie Riperton: Lovin' You, 1974)
ミニー・リパートンさんは、1947年11月8日にシカゴの音楽一家の末っ子として生まれ、幼少の頃から音楽のトレーニングを受け、ティーンエイジャーになると地元のシカゴのボーカル・グループ、ザ・ジェムズ(The Jems)や、サイケデリック・ソウルバンドのロータリー・コネクション(Rotary Connection)で歌っていました。22歳の1970年にソロ・ファーストアルバム「カム・トゥ・マイ・ガーデン」をリリースしましたが、商業的には成功しませんでした。しかし、プライベートの方
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143624719/rectangle_large_type_2_933a97a0e3d35a986712c52464fdb660.jpeg?width=800)
本日の一曲 vol.310 キング・クリムゾン 平和/テーマ (King Crimson: Peace - A Theme, 1970)
キング・クリムゾンの「平和/テーマ」は、1970年にリリースされたセカンド・アルバム「ポセイドンのめざめ(In The Wake Of Poseidon)」のB面1曲目に収録されていた曲でした。ロバート・フリップ(Robert Fripp)さんがアコースティック・ギターを弾いている短い曲です。心が休まるような本当にいい曲です。 キング・クリムゾンは、2021年11月に来日し、11月から12月にかけて日本を周り、来日公演をしましたが、最後の来日公演であると言われています。ファ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142911104/rectangle_large_type_2_e3dbe19a93b983ce3ca16fba19f269f7.jpeg?width=800)
本日の一曲 vol.302 ビートルズ ユー・ノー・マイ・ネーム (The Beatles: You Know My Name (Look Up The Number), 1970)
ビートルズを聴き始めたころ、ビートルズの「いい曲」ベスト3は、「イエスタデイ(Yesterday)」、「ヘイ・ジュード(Hey Jude)」、「レット・イット・ビー(Let It Be)」でした。いずれの曲も最初はシングル盤で集めました。集めた順番もその順番でした。 4人の若い頃のかしこまった写真がジャケットだった「イエスタデイ」のB面は、「恋する二人(I Should Have Known Better)」(1976年の再発盤)で、ハーモニカが入った曲で気に入りました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141830940/rectangle_large_type_2_5e5899b5cbe3c8603f2db661f4edb3e7.jpeg?width=800)
本日の一曲 vol.293 アントニオ・ガデス ミラブラス (Antonio Gades: Mirabrás, 1966)
アントニオ・ガデス(1936年11月14日~2004年7月20日)さんは、スペインのフラメンコのダンサーです。1966年にリリースされたアルバム「Antonio Y Su Cuadro Flamenco」は、おそらく当時のフィルムのサウンドトラックだと思います。アントニオ・ガデスさん自身はダンサーとしての参加で、ギターはエミリオ・デ・ディエゴ(Emilio de Diego)さん、フアン・マヤ・マローテ(Juan Maya "Marote")さん、ヴォーカルはカルデラス・デ・
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140715409/rectangle_large_type_2_467a2e92bade092be232abb50e81e65c.jpeg?width=800)
本日の一曲 vol.289 ジョーン・バエズ 朝日のあたる家 (Joan Baez: The House Of The Rising Sun, 1960)
「朝日のあたる家」は、起源不詳の民謡ですが、ルーツはイギリス民謡ではないかと考えられています。「ライジング・サン」とは、イギリスでは売春宿のことで、日本語では「朝日楼」などと訳されます。歌詞は、朝日楼の売春婦が懺悔するという内容です。 最も古い録音は、1933年のアメリカ・アパラチアのミュージシャンであるクラレンス・トム・アシュリー(Clarence "Tom" Ashley)さんとグエン・フォスター(Gwen Foster)さんのものです。 以降、たくさんのアーティスト
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140373377/rectangle_large_type_2_f0d5d16154fba4d0e748bdf86bb4ebcc.jpeg?width=800)
本日の一曲 vol.286 マウンテン ナンタケット・スレイライド (Mountain: Nantucket Sleighride (To Owen Coffin), 1971)
マウンテンは、アメリカのハード・ロック・バンドで、1969年にギタリストのレズリー・ウエスト(Leslie West)さんがファースト・ソロ・アルバム「マウンテン(Mountain)」を制作した際に、プロデューサーとして、フェリックス・パパラルディ(Felix Papparardi)さんがボーカルとベーシストとして参加したことをきっかけに結成されたバンドです。マウンテンというバンドとしては、1970年にリリースされた「勝利への登攀(Climbing!)」からになるようです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140958899/rectangle_large_type_2_14d97c86e8ec97e4340f374508887415.jpeg?width=800)
本日の一曲 vol.283 イエス 海洋地形学の物語 (Yes: Tales from Topographic Oceans, 1973) Welcome to Japan!
イエスの今年9月の来日が決まったようです。 この公演では、「特筆すべきは1973年にリリースされたアルバム『海洋地形学の物語』の50周年を記念した「全曲メドレー」で、2枚組全4曲でトータル80分に及ぶこの大作のエッセンス(聴きどころ)をギュッとコンパクトに編集した約20分のヴァージョンは、この壮大な作品を再確認、再評価する絶好の機会となるだろう。」(同ホームページ)とのことです。 「トータル80分」というと、クラシックでいうと、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱」に匹敵す
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140092538/rectangle_large_type_2_cc9b98a1c587a8069911236d643847fc.jpeg?width=800)
本日の一曲 vol.281 ピンク・フロイド 原子心母 (Pink Floyd: Atom Heart Mother Suite, 1970)
「原子心母」は、1970年10月にリリースされたピンク・フロイドの5枚目のアルバムです。ピンク・フロイドは、1968年にフロントマンだったシド・バレット(Syd Barrett)さんが脱退します。 シドさんの脱退後、ピンク・フロイドは、ロジャー・ウォーターズ(Roger Waters, B)さん、デヴィッド・ギルモア(David Gilmour, G)さん、リチャード・ライト(Richard Wright, Key)さん、ニック・メイソン(Nick Mason, Dr)さん
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139871854/rectangle_large_type_2_c434a1ebacb4ffb2d7564b5c6028cd50.jpeg?width=800)
本日の一曲 vol.277 クール・アンド・ザ・ギャング サマー・マッドネス (Kool & The Gang: Summer Madness, 1974)
クール&ザ・ギャングは、1964年にアメリカ・ニュージャージー州ジャージー・シティで結成されたバンドで、その中心メンバーは、ベースのロバート・クール・ベル(Robert "Kool" Bell)さん、サックスのロナルド・ベル(Ronald Bell)さん兄弟でした。1964年に結成といっても、まだ1950年生まれのクールさんが14歳のころですから、メジャー・デビューは、1970年にレコード会社と契約してファースト・アルバムをリリースした1970年でした。彼らの最初のヒット曲は