見出し画像

サイパンの珊瑚の産卵観察プロジェクト2020 第22話 あれ??もしかして終わってる?  のはなし

こんにちは。サイパンのマリンスポーツショップSAKURA MARINEのインストラクターのAKARIです。

『サイパンのサンゴの産卵を見たい!!!そして、皆様にも見せたい!!!』と集まったサイパンの現役インストラクター(ガイド歴7年から19年)が立ち上げた『サイパンの珊瑚の産卵観察プロジェクト2020』ではじめてのクラウドファンディングに挑戦中です!

こんなにたくさんの方にご支援していただき、本当にありがたやーーーーーー。これで8月の満月周りの第3回目の調査ダイブの資金ができたので、まだまだ夜の海の不思議な世界の探求を続けられます(^^♪

また、たくさんご支援が集まったら今後とはサンゴの海のための活動などまだまだ我々が楽しいっっと思うことを皆様にシェアし続けたいと思います!

さて、昨日は新月周りの調査ダイブ・7日目・上弦の月の前日でした。一昨日、数個のバンドル(サンゴの卵)を確認できたのですがすでに流れてきたモノだったので、やっぱりどのサンゴから産卵しているか知りたい!

サイパンのサンゴの産卵は6月から8月の満月の2日後から12日後といわれていたので、もしかしたら新月周りだと産卵してないかも・・・・という見方もあったのですが、ほかの地域の海では少ないながらも新月で産卵を確認しているので、ここはサイパンも調査したい!産卵しているのか、していないのか?

一昨日の調査で、少ないながらも産卵はしているということが分かりましたが、果たしてどのくらい少ないのか??

昨日ラウラウビーチに向かう途中ですでにフィッシャーマンたちが数人海に入っていました。満月周りのときも同様に下弦の月の前日(一斉産卵が確認できた日)には、たくさんのフィッシャーマンがいたのでチーム一同テンションマックスです!

これは・・・期待できるかも!!

こちら、サザナミウシノシタというナイトダイビングではおなじみのサカナ。この目がさぁ・・・ふざけてないですか??(笑)こんなに面白い顔に見えるのは目と目の間の突起物、これは何なんだろう・・・口は別のところにあるので、口ではないんだろうけど・・・・。これが口に見えちゃうから、滑稽な顔に見えますよね・・・。めっちゃタイプです( *´艸`)

画像1

こちらのFacebookページに毎日掲載コラム『教えてすぐる博士!今更聞けない珊瑚の話⑨』で、サンゴのケンカの話が載っていたので、昨日はこんな風にせめぎ合うサンゴたちに夢中でした。

こんな風にコブハマサンゴの真ん中にハナガササンゴじゃ勝ち目ないよね・・・( ;∀;)コブハマサンゴってサンゴ界では最強クラスらしいです。ちょっと水質の悪いところでも生きていけるタイプらしい。

もう、これ見てるとウォールマリアにしか見えん・・・。ウォールマリア奪還作戦は厳しいだろうなぁ・・・(-_-;) 進撃の巨人のテーマが脳内再生♪

画像2

そう言えば、こんなのも見つけたんですよ。

めっちゃ濁っててウネリのある場所だったので、このサイズの生物の写真はきつい・・・・。しかも、フワフワ浮遊する系だったので、ワタシにはYUMIKO姐さんの手との比較写真しか撮れなかった・・・。

画像3

そんなところに、我がチームが誇る撮影担当・セルフィッシュの野々垣くん登場!

ふらふら・ゆらゆら揺れる中でこんな写真をバッチリとってくれました!

画像4

画像5

なんじゃこりゃーーーー!!!これは何でしょうね・・・・(-_-;)なんとも面白い形態です。この黄色っぽい触手なのか足なのか何だかわからない部分が粘着性があるみたいで、うねりにうまい具合に乗りながら、いろんなところにくっついたりしてました。

それにしても、あの状況で良く撮れるなぁ・・・感心します。

野々垣くんは、サイパンの海のトップYou Tuberなんですよ!

子供にもわかりやすい海の動画をコンセプトにしているので、夏休みのキッズたちにもおすすめ!ぜひサイパンの海の面白さを知っていただきたいですね!

ところで、このチームの撮影担当・野々垣くんは、なんかめっちゃ不思議な人です。基本は前向きMr.ポジティブなんですが、ちょっと変わってるというか・・・あ、いい意味でね・・・(;'∀')。

最近、潜水時間管理もやってくれているのですが・・・、毎回60分のスレートの書き方を絶妙に変えてくる・・・。

画像6

ちょっと、そのこだわり よくわからない・・・(笑)。

グループトーク内でも、理解を超えてくる発言をする・・・。

画像7

「ト゜」ってどうやって発音するん??(;'∀')。

おっと、話がすべてMr.ポジティブに持っていかれてしまった・・・(;'∀')。

とにかく、昨日の調査ダイブではバンドルの確認はできませんでした。

水中の虫も一昨日に比べてさらに減少してしまったし、エントリー・エキジットではサンゴの産卵特有の匂いがしましたが、もしかしたら小さな小さなピークで終わってしまったのかもしれません。

今夜の調査で、第2回目の7月の新月周りの調査ダイブが最終なのですが、今夜匂いすら確認できなかったとしたら、貴重なデータとなるでしょう\(◎o◎)

あ、そういえば また話はずれますが、第1回目の満月周りの調査ダイブのとき、ラウラウビーチの流木が燃えていたんです。

誰かが火をつけたみたいなのですが、翌日は消えていました。

しかし、なんとそれは消えていたように見えていただけだったΣ(゚Д゚)

画像8

一昨日のダイビングの前に、アンクラーのHiroshiくんと確認に行ったら本当にまだ燃えていた!!

あれから2週間経つのに、途中で何回も雨降ったし、ダイビングが中止になるくらいの雷雨もあったっていうのに!!信じられない!その時の動画はこちら!!

これ知らないで流木の上に座ってて、服の裾とか燃えてたら怖いよねー。森林火災が消えないわけだよね・・・。恐ろしい。

そんな話を昨日参戦したスーパーフィッシュダイビングのタカシくんにすると・・・・

「えぇぇ!!そうなんだぁ~~!見てこよーーーっと。」と一人ですぐにタッタッタッタっと暗闇に消えていったけど・・・・

画像9

めっちゃ器材セッティング途中ですけど・・・(;'∀')。

あれ??タカシくんってワタシの中では「ちゃんとしたお父さんキャラ」だったのに・・・・ちがったのかな。。。。苦笑。

第23話に続く。

ここまで、読んでいただいてありがとうございました。このnoteのストーリーはあくまでAKARI視点で展開していくストーリーでので、多少の独断と偏見からの表現があることもございますので、ご了承ください。

サイパン在住ガイドの皆様へ。調査メンバーはまだまだ募集中です。人の目はあればあるほど助かります。毎日参加できなくても大丈夫です。ご連絡お待ちしております。

面白そうだから私もサポートしちゃう!というお祭り大好きな皆様へ。サポートはこのnoteのサポート機能からも可能です。*珊瑚プロジェクト用と明記していただくと、ゴミ拾いで神様ポイントゲット支援とは別に計上し、直接珊瑚プロジェクト資金となります。

あなたのサポートで、北マリアナ諸島がゴミの落ちていない島を目指す活動を進めていきます。 楽しくゴミを拾えるIsland Keeperを少しずつ増やして、遊びながら島を綺麗にしたいです。