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常夏の島だってダイビングすれば寒いのだ!

月曜日から金曜日まで毎日更新「ビギナーダイバーさん捧げるマガジン」サイパン島からAKARIです。

昨日は、「入国制限でもサイパンのインストラクターは元気にやってますよ!と伝えたい!」というイベントでサイパン中のインストラクターが30人も集まってダイビングをしてきました。

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30人もいるとソーシャルディスタンスを考えて集合写真を撮るには、地形も味方につける必要があるんですね!

ちなみにこのアイデアはサイパンのガイド&フォトグラファーのDaisukeさん。やっぱり、いい写真は構図をイメージできる力が必要になるんですね。勉強になります。

久しぶりに皆さんにお会いできて、嬉しかったなー。「元気にやってるよー!イベントをしたいよね!」って言っても、我々が現在お互いに会う機会もなかったので、ある意味お互いの生存確認という意味でも有意義なイベントだったと思います。

30人がぞろぞろエントリーしていく様子は圧巻でしたね。*この写真は、メイクシュアのスグル君より頂きました。

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入っていくガイドが口々に・・・

「つ・・・つめたっ!!」

そうなんです。サイパンは常夏の島として有名で現在の気温が日中で最高30℃、昨日の水温は28℃でした。

日本でドライスーツを着て潜っているガイドさんから見れば、我々のなんと弱っちいこと!

でも、ずっとサイパンで生活していると今はそう・・・・冬なんです。

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今日は、ダイビングと寒さについて。

ラッシュガードについて深堀りです。

ダイビング後にウェットスーツを腰まで脱いで休憩している姿をよく見ると思います。水着だけだと日焼けをしてしまうので、ラッシュガードを着ている方もいますね。

ウェットスーツを着るまでもない温度だったらラッシュガードだけで潜る。擦り傷、日焼けを防止できる。

ウェットの中にラッシュガードを着る方もいますね。擦り傷防止や保温にもなる。

ラッシュというのはRash、発疹という意味で、Rash guard ラッシュを防ぐ 擦り傷や日焼けからの発疹を防ぐっていう意味なんですって。

ただ・・・・

ときどき、濡れたままのラッシュガードを着ている方がいますね。

あ、着てちゃダメってわけじゃないんですよ。快適であればそのままで大丈夫。

でも、ときどきいるのが濡れたラッシュガードのままでブルブルと寒さに震えている方がいます。

これ、ブブーーーー。

すぐさまそれ脱いでください。

濡れたラッシュガードを脱いでタオルで水分を拭き取れば、あっという間に体温が戻ってくる。

覚えてます?気化熱ってやつ。たぶん、中学校理科でやったやつ。

水分が蒸発するときに接している面から熱を奪うっていうアレ。暑い夏の日に打ち水するのと同じやつ。

ラッシュガードって乾きやすいんですよ。生地が薄いしね。ってことは冷えるわけ。

冷感タオルってのも流行りましたよね。水にぬらして振ったら冷たく感じるアレ。あれもそれです。

お姉さんになってくると説明にアレ、ソレが増えますね。同僚ガイドのYumiko姐さんと長電話するときも会話の20%くらいはアレ、ソレになっております。

もとい。

とにかく、濡れたままで寒い寒い言ってないで、すぐ脱いで拭いて着替えてください。

予定ダイビング本数分のラッシュガードの替えを準備して、ダイビングが終わり次第、乾いたラッシュに着替える方もいますよ。これができればめちゃ快適。

ま、そこまでちゃんとできない方も、とりあえず濡れたのは脱いで拭いて乾いたTシャツに着替えるだけでも効果抜群ですので、頭の片隅にでも置いておいてください。

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