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哀れな邪魔邪魔おじさん



そいつは突然現れた。

邪魔邪魔おじさんだ。


正確には5メートルほど前から
普通のおじさんが
邪魔邪魔おじさんと化した

ややこしいが
邪魔なのはおじさんではない
私のことなのだ

邪魔邪魔おじさんは、
おじさんのことだ。

なんの話だ


本題に戻る。

渋谷の駅構内を歩いてる時のことだった。

いつも如く、人でごった返す中を
みな目的地に向かい器用に歩いている

5メートルほど前にいるおじさんがこちらに近付いてきた。

何やらイラついた様子で言葉を発している。




「邪魔邪魔邪魔邪魔!!」




まるで救急車が近付いてくるときのあの緊張感とクレッシェンド感。

邪魔邪魔おじさん(正確には邪魔邪魔唱えおじさん)は、明らかに私に向かって言っている

体感的には約3秒。

お互い進行方向へ歩いて、すれ違うまでの間の出来事。

いや、正確には少しぶつかった。

少しでよかった。

何故なら邪魔邪魔おじさんは
なんならぶつかろうとしてきたからだ



「俺はこの進路を譲らない。お前が避けろ。さもなくばぶつかるぞ」



言葉にはしてないものの、

「邪魔」という言葉の言い方と身の使い方でそれを察した。



いつもはトロい私が、この時だけは竣敏だった。



「絶対にぶつかりたくない」



本能だった。

最小の被害で済んだ。



人生でおじさんにぶつかる回数は少ない方が良い。




確かに私にも落ち度はある。

仕事の連絡が来ており、スマホに注力しながら歩いていた。

歩きスマホ、だめ。

わかっている。(それ以降は気を付けている)


しかし、それをわかっていても
この邪魔邪魔おじさんの言動は
かなり後味の残る不快さがあった。


理由を考えてみたけど

まず1つは、

距離的に明らかにおじさん側も歩く位置を調整できたのに「邪魔」という言葉でこちらを動かそうとしてきたところ

もう1つは

自分よりも弱そうな人にしか言ってなさそうなところ

自分よりガタイが良くて刺青の入った坊主が前にいても同じ事したんか??と、思う。


この2つが不快な原因かと思う。




東京にはぶつかりおじさんが多い。

自分より弱い相手にわざとぶつかってストレスを発散するようなおじさんだ。


いつもはトロい私も
その時だけは毎回覚醒しようと思う。

絶対にぶつかりたくない。

ただそれだけだ。

人生でおじさんにぶつかる回数は少ない方が良い。(リマインド)

負けられない戦いが、そこにある。




今回の邪魔邪魔おじさんは
ぶつかりが目当てではないものの

自分のイライラをコントロールできずに赤の他人にぶつけてるところが

めちゃくちゃ哀れだと思った。

スーツを着ていた。

上司にしたくない人 No.1を捧げたい。

父親にしたくない No.1もダブル受賞だ。



ムカついた時は「哀れだ…」と、見下すと良い。

決して言葉にしてはいけない。

心で唱えるのだ。

心で侮蔑、顔には笑顔☺️

穏やかな日々を守るためのライフハック

しかし私は顔に出る。


心で侮蔑、顔でも軽蔑。

穏やかに過ごしたい。

そういう人と関わらないようにしてるので
今はお陰様で、穏やかな日々です。

ではでは


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