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明るく光ったスマートフォン【海外生活】

オンラインショッピングでオーダーしてから約3週間、中古の携帯電話がようやく手元に届いた。注文してからすんなりとはいかなかった。

日本ならば比較的容易に手に入るものがオーストラリアでは入手困難なものがある。その一つが携帯電話である。メーカーや機種に拘わると海外か、オンラインで買うことしかできない。コロナ以降の郵便事情の遅れなどがあり海外からの荷物は時間がかかることが予想された。このご時世お国が絡むとやっかいである。

中国ブランドのスマートフォン本体をイギリスの携帯電話会社にオンラインで注文。

A銀行でカード払いを済ませるとイギリスから出荷された。なぜかB銀行から支払いを止めてある知らせがはいる。オーダーした時に、銀行の詳細をハッキングをされたようだ。銀行のカードをすべて新しいものにして、コンピューターやスマートフォンのパスワードもすべて変えることにした。

そして今度はオーストラリアに入ってきたタイミングで配送会社と名乗るところテキストメールが入る。関税の支払いのお知らせとご丁寧に銀行口座まで書かれている。これだけを見ると詐欺が頭に浮かぶ。コロナ以降、オーストラリア国内ではこうした詐欺が絶えないからだ。疑いの念にさらされて、不安は大きくなるばかり。

イギリスの電話屋にメールをしても返事なしで数日が過ぎたころ、やっと返信メールがきた。配送会社が関税の支払いを待っているとの連絡だった。送金がすめば、すぐに通関を通すとのこと。送金を済ませると、数時間後には、オーストラリアの通関を通りわが家へ届けるために出荷された。

本当に届くだろうか

その気持ちが日増しに大きくなる中で手にしたスマートフォン。

充電を終えて電源をオンにした。


パアッと明るくなった画面は、電話機だけでなく不安で暗くなっていた心までも明るくしてくれたのだ。

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